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体験レポ:初めての富士登山

東京発/2023年8月末土日/ガイド付ツアー(vip tour19,800円)
記録用なので長いです。


感想

・1日目は雷雨もあり、ガイドさんがいなかったら登り続ける判断ができなかったかも。日付が変わって雨がやみ、満天の星空の中山頂を目指す。夜景と登山者のライトと星空。天球という感じ。ご来光は、その明るさと温かさに太陽の力を感じた。天気次第で全然違う体験になるなと思う。
・ペースがゆっくりで、息を整えつつ登ったのと、気温が高くなかったからか、あんまりつらくなかった。岩登りも目の前のことだけ考えれば終わるのでつらくない。山小屋前の階段と下山はつらかった。
・現金大事
・登山時は山小屋たくさんあるから、軽食等買い物もお手洗いも安心。
・下山時は山小屋1つ、お手洗い2か所とかで、基本ない。

旅程:1日目

前日は早めに就寝
6:45 東京駅発
10:30 富士吉田5合目着

雲の流れが速く、霧と青空が分刻みで変わる

 みはらしでランチ。
 5合目にはお食事処、お土産やさんが複数箇所、神社、郵便局、レンタルやさん、休憩処等があります。電波は悪めな印象。ペットボトル250円、お手洗い100円。日付入りの看板がいくつかあるので、元気な内に記念写真を一枚!

12:00 出発
 かげると寒い、日が当たると暑いので服装は迷ったけど、歩き始めたら暑いので、半袖・長ズボン・帽子・サングラス・日焼け止め。
13:00 6合目
 下りもあってあっという間の印象。
14:20 7合目スタート
 ちょっと長めに感じる。
 7合目には7つ、8合目には8つ山小屋があって、階段が出てきたら山小屋の合図とのことです。山小屋同士は、10-20分程度ずつ離れていて、お菓子、飲み物、登山グッズが買えます。上に上がるほど値段が上がるのと、現金のみも多いので、非常時やお土産用に現金は多目にあると安心。
14:40 7合目山小屋トモエ館でクリームパンとチャイ!
 このあとクリームパンは売り切れてました。

 途中で雨が振りだして、上下レインウェア、ザックカバーをつける。

岩登りは軍手必須。富士山が火山であることを感じる。

16:40 8合目スタート
 雨は降ったり止んだり。途中雹が降ったり、雷なったり。

各山小屋では焼印を押してもらえる

17:30 宿着:8合目白雲荘
ごはん食べて、荷物を整える。お手洗いは200円で1度払えば何回使ってもいいとのこと。

温かいお茶がうれしい

18:30就寝
 どこでも寝れるタイプではあるものの、明かりや別の団体の出入りの音がかなり気になったので、アイマスク耳栓必須。雷雨や物音、乾燥で度々起きるものの、1時間×4くらいは寝れたかな。


左右にロールカーテンもあって快適。もっと過酷なイメージだったので安心。
山小屋や宿泊者数にもよるのかも。

旅程:2日目

0:00 ガイドさんに起こされ、お手洗い・身支度・軽食。半袖の上に薄手のフリースをきて、上下レインウェア、ヘッドライト、軍手。

0:30 スタート
 寒すぎてスマホを出せなかったので9合目の記録なし。途中でレインウェアの下にウルトラライトダウンを着る。
4:00 山頂

とん汁1000円。ほかにはお汁粉やラーメン等いろいろありました。

山小屋では山頂限定のお土産が、神社ではお守りや御朱印を買えます。
私は、登頂記念のスタンプ入り絵葉書を購入。山頂郵便局は今期の営業を終了していたので、山頂で買った絵葉書で5合目の郵便局から出しました。

日付をその場で入れてくれるバッジ

4:50 カイロを仕込んでご来光待。山小屋の少し上の火口付近へ。

お鉢巡りはあきらめたけど、火口みれて満足

5:30 ご来光
 雲があって少し遅め。雲海が広がっていて、見渡す限り雲も山も全部下に見える。太陽が出てくると一気に明るいし、まぶしい。日が出る少し前の時間に逆行で写真をとるときれいにシルエットでとれました。基本的に顔は疲れてるしすっぴんなのでシルエット助かる!

6:00 下山開始
 下山はほとんど山小屋がないので、山頂でお手洗いや水の調達。脱ぎにくり下のレインウェアは山頂で脱いでおきました。あとは少し降りるごとに防寒具を脱いでいき、割とすぐ半袖に。ひたすら砂と砂利の坂道を下るだけなので、つらい。ひざ痛くなるし、つま先痛くなりそうだし。靴はしっかり結んだ方がいいらしい。砂利道は滑りやすいので何回もすべったし、そのまま転んでいる人もたくさんいました。転んだ拍子に怪我したりするらしい。あとへりの方に座ったりすると下を歩いている人に石を落としてしまって危険なので、ガイドさんは片っ端から注意して回ってました。下山の写真全然とってなかった。

だんだん緑が増えていく

9:30 5合目到着
着替えたり、荷物整理したり、お土産買ったり、絵葉書出したり。郵便局では切手も葉書も売ってます。消印も5合目の文字入り。
観光地スタンプがあったから、押す用のノート持ってこればよかった。

11時過ぎ バス出発
乗り遅れたら自己手配で帰宅しないといけない。(別の組ですが、下山が遅れてバスに置いて行かれてる人いました。)お風呂と昼食をとって帰路へ。0時から活動しているとは思えないくらい元気。全然眠くない。これから富士Qいけそう。
17:30 東京駅着
足痛くて都心の階段つらい。家帰ってお酒飲んだら22:00位に寝落ち。
翌日 足腰が悲鳴。なるべく階段を通らなくていい予定にしておいた方がいいかも。

持ち物

・30Lリュック:ウエストとチェストのベルト必須。重さの感じ方が全然違う。ペットボトルを入れるサイドポケットがあると便利。
・雨用リュックカバー
・サコッシュ:スマホ・ティッシュ・お金・キャラメルを入れてた。登山中リュックから物を出すのはかなりめんどう。雨が降っても大丈夫なように防水orレインウェアの中に入れられるサイズがいいと思う。
・ヘッドライト:替えの電池も。私は途中で電池切れしました。
・現金:マスト。現金だけのお店もあるし、paypay使えても電波不安定の場合もある。お金があればなんとかなるのも多い。5千円(内1500円位はトイレ用に100円玉)は使うと見込んで、一万円くらいは入れておくといいと思います。
・保険証・身分証:何かあったらそのまま病院に搬送のこともあるらしい。
・カメラ:(GoProとGRは軽いのに優秀。GRは手持ちでも星写った。)
・歯磨きシート・ボディシート・ティッシュ・顔ふきシート
・替えのコンタクト
・ハンドタオル・マイクロファイバータオル
・ゴミ袋:ごみは全部もちかえり
・小分けのジップロック:雨(と汗と気温差?)で鞄の中が濡れました。リュックの中は全部ビニールに入れておくのと、お土産ではがきやお守りを買うならそれを入れる予備のビニールもあるといい。
・お菓子:キャラメル・ラムネ・オールレーズン・soy joy。登山中は気分的にも時間的にも、あまりもぐもぐできなかった。起きた時に食べれる携行食は1つあるといいと思う。いざとなれば買える。
・飲み物:ガイドさん曰く体力温存のため500ml2本までにして、あとは山小屋で買うようにと指示がありました。私は人より水飲みなので3本持っていき、宿で1本もらえたので、それで足りました。暑い日だったらきっと買ってた。
・ボールペン:はがきを出す用
・目薬・リップ:山小屋乾燥してた
・アイマスク・耳栓:山小屋で寝るのに必須。明るいしうるさい。
・モバイル充電器:山小屋はコンセントなし
・日焼け止め

服装

基本
・速乾インナー・速乾半袖・速乾短パン・コンプレッションタイツ
・山靴下・登山靴(ハイカット)
・腕時計
・帽子:あご紐・一周つばつき。つばがあると雨が降っても顔にかかりにくく快適度が全然違う。
・サングラス
・滑り止め手袋

重ね着・着替え
・薄手のフリース
・ウルトラライトダウン
・ウインドブレーカー(これはなくてもよかったかも)
・上下レインウェア
・軍手:雨でもっていった手袋が濡れて、夜寒い中するのが厳しいと思ったので途中の山小屋で購入(300円)
・替えの山靴下:雨で靴下がぬれたのと、山小屋の床が濡れてたので
・ふつうの靴下:夜寝るときや降りてきたときに
・替えのインナー:降りてきた時の着替え兼雨でぬれた時の替え

買ったもの・支出

・出発前ランチ 1000円@5号目
・クリームパン(400円)・チャイ(200円)@7合目
・トイレ 100円2回、200円2回
・軍手 300円@7合目
・とんじる 1000円@山頂
・記念バッジ 1000円@山頂
・山頂はがき・お守り 各500円@山頂

・下山後お土産 3000円@5合目
・下山後コーヒー 900円@5合目
 ※太字部分は現金オンリー


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