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組織の小さな声を聞き逃さない。良い対話を生む魔法の言葉🐘💫

こんにちは!Mutureです。
記事を書いている今日は、雨日和…☔️
夏の雨ってなんだか独特な香りがしますよね〜。

さて本日は、私たちが日頃のコミュニケーションで意識しているお話をできればと思います。

■ Mutureが目指すのは、「助けやすく・助けられやすい」チーム

Mutureでは設立準備から現在の会社経営に至るまで、全員でじっくり話し合って意思決定をするというプロセスをとても大事にしています。

これには、それぞれの得意分野でリーダーシップを持ちつつ、一人ひとりが領域を区切ることなく相互に染み出し、支え合いながら会社経営をすることで、一人でボールを持たずに共有・相談をしていくことで、自分しかできない仕事をなくし、経験やナレッジが「循環」する組織を目指しているからです。

設立メンバー5人にとって、始めての会社経営。当然わからないことしかありません。だからこそ、助けやすく・助けられやすいチームにしていきたいと思っています。

■ 落とし穴は、知らず知らずの同調圧力や遠慮です

そんな対話を重視するカルチャーにも、意外な落とし穴がありました。
それは、知らず知らずのうちに広がる「同調圧力」や「遠慮」です。

・みんなOKだからこのまま進めて大丈夫そうだな…
・こっちも良さそうだけど、わざわざ言うほどの意見じゃないかもな…
・ちょっと困ってるけど、一度決めたルールだから頑張って守ろう…

Mutureメンバーで行っている定期的な振り返りワークで、ひとりのメンバーが「もしかしてあの時こんなことあったんじゃない?」と勇気を持って伝えてくれたことで気づくことができた、私たちの伸び代でした。

■ 小さな声を拾い上げる魔法の言葉「ゾウさん」

心理的安全性が高く、どんな意見も傾聴していくれると安心できる、そんなチームを作ることは、これを解決するためのファーストステップです。

しかしMutureメンバーにとって必要だったのは、さらにもうひと押し、何か仕組みとして取り入れることでした。

そこで生まれた魔法の言葉が、アイデアとして用いたのが、英語の慣用句 "The elephant in the room. " から生まれた「ゾウさん」という合言葉。

🐘 The elephant in the room.
部屋の中にゾウがいるのに、誰も何も言わない。問題なはずなのに、その事をあえて話題にしない、見て見ぬふりをするという慣用句。

ゾウさん」というカジュアルな表現で使うことで、自分やメンバーが何か違和感を感じた時に、気軽に「ゾウさん見つけたから聞いて!」「いまゾウさんいる?」とポジティブな雰囲気で、メンバーそれぞれの小さな心の声を場にだしていくことができるようになりました。

今ではMutureのミーティングでは頻繁に出てくる流行語となっています。

■ 無意識な時ほど本質的なことに目を向ける

さらに最近ではゾウさんから派生して、ハーバード大学の実験で有名になった実験動画から、新しい言葉も生まれました。

初めて見る方は、1分30秒で終わるのでこの先を読まずにとにかく動画を再生してみてください!

…いかがでしたでしょうか?
実験のように、人は何かに集中すると、周りで起きるおかしな事態に注意が向かなくなり、不安状態や焦りが伴うとさらにその傾向が強くなるそうです。

Mutureでは「全員が同じことに気を取られ、本質的に大切なこと見落としてしまうこと」を意識して拾い上げるために、対話の中でゴリラを探すことに。ゾウさんと合わせて、「ゾウとゴリラをみつけよう!」と意識的に使っています。

■ 小さな声や感じた違和感は、組織の可能性を広げる素晴らしいアイデア

どんな規模の会社でも、多数派に対し反対の意見を言いづらくなったり、少数派に耳を傾けることなく物事を進めてしまうことが起こり得ます。
しかしそれでは、価値観が固定化され視野が狭い意思決定になり、柔軟な発想ができなくなってしまいます。いつだって、少ない意見や小さな声にこそ、価値観を大きく広げる可能性とアイデアが詰まっているのです。

多彩な価値観が共生する仕組み実装する

まさにこの「ゾウさんとゴリラ」の事例はMutureの「」を体現できた、私たちにとって素敵な成功体験になりました。

■ 思想と制度が一貫する組織づくり。一緒に作っていきませんか?

Mutureではこのように、常に会社や組織づくりを私たちの夢である「相利共生」をコンセプトに作っています。まだまだ伸びしろだらけで真っ白なキャンパスのMutureを、一緒に育てていただけるメンバーを大募集しています。

ご興味持っていただけたら、こちらからお問い合わせください🌟




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