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社員が10人を超えた今、代表・芝尾の目に映るMutureという組織の「現在地」とは

はじめに

2022年4月に創業し、2年目となったMuture。2023年12月時点で社員は12名となりました。
プロダクトマネージャーやデザイナーなど、他社で活躍してきたメンバーが揃い、Mutureのできることがどんどん増えている今。2024年の年初めに、代表である芝尾(ばお)さんから見たMutureの現在地を語ってもらいました。

採用活動を通じて感じる「仲間集めの楽しさ」

ーーばおさんは、Mutureの現在地をどう見ていますか?
組織としての現在地も、事業としての現在地も、まだ一合目といった感覚です。創業当初はまだ何もないところから事業を始めてきましたが、今は徐々に結果が出始めてきており、やってきた方向としては間違っていないだろうな、という手応えを感じています。
組織も手探りだったけれどすばらしいメンバーが集まってきており、Mutureの未来における可能性を見出しているところです。

ーーどんな思いを持って仲間集めをしてきたのでしょうか。
創業し、すぐに採用をスタートさせた時は、不安があったというのが正直なところです。私は採用も人事も経験がないし、スタートアップに出向したことはあれど骨を埋めて働いたことがあるわけではなく、採用候補者として面接を受けたこともなかった。なので求職者の方にどんなことを話したらいいんだろう、という不安の中からのスタートでした。さらにMutureとして立ち上げ時は実績もない中、本当に自分たちの成し得たいことは伝わるだろうか?求職者の方に響いてくれるのだろうか?と暗中模索の状況でした。
そんな中でしたが、心に決めていたことは「とにかく誠実に向き合って話していく」ということです。思っている夢、ありたい姿、Mutureの可能性、そしていい話だけではなくジョイントベンチャーの持つリスクについても踏まえてありのままを正直に話す。お話する中でMutureのどんなところが求職者の方にマッチするのか、お一人お一人に向き合って考えてきました。
なので、そんな採用活動を経て入ってきてくれた今のメンバーたちには、とにかく感謝しかないです。今はその気持ちに報いたい、という気持ちです。
今では「仲間集めは楽しい」と感じています。私たちが取り組んでいることに対して共感してくださったり、「さらにこんなこともできるんじゃないか?」「こんな可能性もありますよね」と話していただける楽しさがあります。入社につながるかは別としても、私たちの価値を見直すことができたり、私たちの可能性が広がるというワクワクした気持ちになることもあります。求職者の方と一緒に未来を見ている感覚に楽しさを感じているかもしれません。

事業・人に宿る「Mutureのユニークさ」

ーーばおさんは、Mutureのユニークさをどう見ていますか?
Mutureは大企業のプロダクトにとどまらず “人と組織” も含めてDXする存在として、現在は丸井グループと共に実績とナレッジを積み上げているところです。 この “人と組織”までが変革し、自分たちで良いプロダクトを生み出し続ける状態を作るため、長期視点で取り組んでいるところが事業のユニークな部分だと思います。それ成し遂げるためには支援を受ける大企業側が主体性を持たなければならないため「組織伴走」というスタイルを取っています。
単純に答えを教えるということはせずに、どうやって自主的に導き出せるようになるのか、という部分を大切にしてバランスをとりながらやっています。あくまで主語は支援を受ける大企業側で、そこに横から寄り添っていくのがMutureであり、ここが私たちの独自性にも繋がっていると思います。一般的なクライアントワークやコンサルティングとして支援をする場合は、期間が決まっており短期での成果が求められるため本質的な課題解決まで入り込むことが難しいケースもあると思いますが、我々は使命を持って生まれたジョイントベンチャーなので一定の長期スパンで関わっていくことができます。

そんな挑戦をしているMutureの仲間たちにもユニーク性があると私は思っています。
先にも述べた通り現在はすばらしい仲間が集まってきてくれて、現在はUXデザイナー、UIデザイナー、プロダクトマネージャーとメンバーにも多様性が出てきています。そして単なるDXではなく統合的・本質的な変革に向き合っていくために、メンバーの担当する領域や職種そのものもアップデートされつつあります。
例えば経営メンバーのじゃみさん(莇)、よねさん(米永)は、UX/UIデザイナーに加えて経営者という「プラスアルファ」がついていますし、かねさん(兼原)はプロダクトマネージャーでありながら経営戦略にも染み出していたり、らいさん(新井)はUIデザイナーでありながらプロダクトマネジメントの領域にも染み出していたりと他のメンバーそれぞれもプラスアルファを持っています。

それぞれが新しい職種や存在になっていて、そういうメンバーがいっぱいいるのがMutureの魅力だと思っています。このユニーク性は今後より進化していくと思っていますし、これがMutureの面白いポイントです。
今Mutureにいるメンバー、そして未来の仲間に提供できるのは、他にはない経験やキャリアによる新しい「プラスアルファ」を獲得する機会だと考えています。人によっていろんな形がありますが、着実に増えていると思います。

大のコーヒー好きであるばおさんは、Mutureオフィスでメンバーにコーヒーをふるまってくれます

Mutureにとっての資本は「人」

ーー今の組織にある課題はどんなものでしょうか?
組織に関しては、今はまだ少ない人数ではあるものの、これからも新しい仲間集めは加速していきます。これから組織が大きくなっていくこと考えると、Mutureという会社とメンバーひとりひとりの繋がりをどうやって近づけていくのか。どうメンバー同士のコラボレーションを加速させていくのか、考えていかないといけないと感じています。
他にも組織拡大で出てくる課題と向き合いつつもMutureらしさを持ちながら組織運営をどうしていくのか、その中でみんながいかに楽しくイニシアチブを取っていけるようにできるかをメンバーと対話をしながら挑戦をしているところです。

ーーそんなMutureに今一番必要なものって何でしょう?
とにもかくにも、Mutureをこれから大きく強くしていくためには、「人」が一番のキーポイントです。Mutureにとって唯一の資本は人なんです。
まだまだやっていきたいことや、応えていきたいことや、可能性があります。そこを一緒に解いてくれる、挑戦してくれる人が必要な状態です。そして今のサイズであれば、仲間が1人増えるだけでもMutureは大きく変化していけるフェーズです。今いるメンバーとの相乗効果で、お互いが良い形に変わっていけると信じています。
スキルを持っていることはもちろん前提とはなりますが、大事にしたいことは何よりもマインドです。みんなとともに新しいこと、難しいことへ挑戦していこうというモメンタムを作ってくれるような仲間に来てほしいと思っています。
そんなメンバーが集まったMutureであれば、丸井グループにとどまらず様々な企業、組織、団体に対していろんな挑戦をして、大きな成果を出していくことができると思います。そうすると、各所からの信頼を獲得できるようになり、また案件や仲間が増えていく。そんなグッドサイクルに入っていきたいです。

ーーいまMutureに参画する魅力は?
今はようやく、自分たちがどういうことをしたいという解像度が上がってきて、さらには丸井グループ以外の案件の検討を始めてたり、そのために足りないピースも見えてきた段階です。さあ、ようやく素地が整ってきてここから走っていくぞ!という面白いタイミングが来ていると感じています。
プロダクトから組織や人を一貫して変革できた事例は世の中に多くないので、ここをMutureが実証していこうとするフェーズです。大企業の中で組織が変わり人の可能性を解放する事により良いプロダクトが生まれたり人が楽しく働ける世界が広がると信じています。 これが世の中で言われている人的資本経営の文脈とも重なり、注目度も上がってくるとも感じております。

ばおさんがMutureで描く今後の「夢」

ーーMutureにおける今後の夢についても聞かせてください。
僕のwillも入っていると思って聞いてくださいね。自分にはない、いろんな面白みを持っている人と働くことが好きです。平たくいうと多様性という言葉になるかもしれませんが、いろんな人との共通点を探すことによって、さらに自分の拡張性が広がる感じが好きなんです。
アフリカのアーティストの絵を服にプリントして売る事業をやっていた時に、アフリカのアーティストの方とのお話する機会があり、その方からの影響を受けています。アフリカでは異文化との悲惨な歴史があったり争いもある中で、どうして気さくにいろんな国籍や価値観を持つ人と気軽にコミュニケーションができるのかと問うたところ「共通点」が人それぞれの中にもあるはずだから、と教えてくれました。

共通点とは、明確に同じ経験とかではなく、もっと気軽に「こういうのって面白いよね」と言い合えるようなものです。私が丸井からの出向でBASEにいた時にも、まったく文化や価値観を持っている世界にいるけれど、どこかにおもしろいと感じる部分があり、そこを基点に自分の世界にも広がっていく感覚がありました。Mutureでもみんなが相互に影響を受けることで、自分の世界を広げていけるような組織であってほしいと願っています。
Mutureのもつ価値をもっと社会に向けてぶつけていきながら様々な企業が実現したいインパクトに貢献したいです。 しかし自分たちだけで実現することは難しいとも感じているので、いろんな企業や組織の方と「共通点」を作りながらいろんな共創の可能性を模索したいと思います。 決して楽なことではないけど、Mutureに関わっていただけるているメンバーが誇りに持てるようとことんやっていきたいと思います。

Mutureは共に働く仲間を探しています!

いかがでしたでしょうか?
Mutureの組織について、ばおさんの目線ではどう見えているのかが伝わる記事となっていれば嬉しいです!
一緒にMutureの組織作り、組織支援に取り組んでいただけるメンバーも絶賛募集中です。特にPdMや、これから共に成長していくアソシエイトPdMの採用に注力しています。ぜひご連絡ください!

✍️この記事を書いた人:あさい/Organization Designer


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