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コミュニティ・リーダーになる秘訣

『地域と挑戦とコミュニティ #きっかけはCLS powered by コミュラボ』というイベントに参加してきました。 CLSとはコミュニティリーダーズサミットの略で、高知では毎年春と秋に「初鰹編」「戻り鰹編」と称して開催されています。 今回のイベントは、CLS in 高知に登壇された方が再集合する企画。 CLSは決して「すごい人の話を聞く会」にとどまる場ではありません。 何かやりたいと思っているけれどまだそれについて発信などに至っていない「マイルド活動家」の背中をそっと押し

組織で本音を話すことへの一考察

昨日見た、立教大学・中原先生の一連の「本音」に関するツイート。 最近、組織で対話の場を持つことが増えたのですが、中原先生に激しく同意。 触発されて、組織や学校などでの対話について、私が思う「大切なこと」について書いてみたくなりました。 組織で感じた違和感組織で2時間の対話の場をファシリテートしたあと、まさに中原先生のツイートのような「もっと本音が出たら良かった」という感想を企画者からいただいたことがあります。 私個人としては、この対話の場はあくまでもその組織のメンバーの

母の新聞投稿と私の論文

先日、母から届いた小包に、新聞の切り抜きが入っていた。 それは、母の投稿した文章が掲載された地方新聞のコピーだった。 私はそれをふんふんと読んで、机の隅に放置していた。 しばらくして夫がそれを読み、こう言った。 「お義母さんの文章は上手だね」 私は夫に「母が喜ぶからぜひ直接伝えてあげて」と答えた。 夫の話には続きがあった。 「あなたも文章を書くの好きでしょう。親子だなと思って」 母の新聞投稿から、私の話になるとは思いもよらなかった。 確かに私は、ここのところ昼間の時間

ストーリーを語る授業

先日、大学の授業(2年生・キャリア開発)でパンクタムを使いました。 2年生の授業・キャリア開発は、就活を見据えた授業ではあるものの、まだ本格的な就活の話はしていません。2年生の前期は「自分を知る」とか「価値観を言語化する」とか、そういうことをやっています。ワークを交えて楽しい雰囲気でやりますが、これは3年生になって、自己分析でそのまま役立ちます。 自分を知るためには、自分を構成してきたエピソードが不可欠です。そしてそれはそのまま、就活にも活用できます。だけど、採用担当時代

弱い紐帯とフローがもたらす幸せ

今、(株)ファインド・シー様からのご依頼を受け、「キャリア自律ワークショップ」を開発・実施しています。 90分×6回の仕立てで、すでに3回が終わりました。 このお仕事、まさに「弱い紐帯の強み」と「フロー理論」が引き寄せてくれたものだと感じています。 お仕事をさせていただきながらあまりにも幸せなので、背景にどのようなことがあったのかを記します。 1.私の「弱い紐帯」「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」は、1970年代に社会学者・グラノヴェッターが提唱しました。 人のネットワ

やりたいことだけやって生きていくこと

「やりたいことだけやって生きていく」と決めてから、最近ようやく、それが報われるというか、引き寄せてるな〜と感じることが増えてきました。 でもそれには、それ相応の”覚悟”も必要でした。そして、これで終わりってこともなく、ずっと続いていく道。 最近、そんな人生についてインタビューを受ける機会も多かったので、その経緯をちょっと振り返ってみます。 1. 会社員からフリーランスになる決断フリーランスになった理由は、大まかに言うとこんな感じです。 月〜金、9〜18時で拘束される意

前期、大学でのオンライン授業を終えて

 昨年より都内の私立大学で非常勤講師をしています。内容はキャリア開発、対象は2年生・3年生です。コロナ禍で始まった2020年度前期の大学。教える側も試行錯誤のスタートでした。  大学からのガイドラインとしては、ただ資料を配布して課題を出すだけでなく、最低でもパワーポイントに講義音声を入れるなど、学ぶ側の気持ちに配慮した授業設計を行うこと。それをベースに主幹の教授とかかわる非常勤講師で知恵を絞りました。  キャリア開発の授業は、必須科目に近いくらいほとんどの生徒が履修します

ワーケーションについて考える

 昨夜は越境ラボ@Zoomでした。越境ラボとは、法政大学大学院 政策創造研究科 石山恒貴教授(私の指導教員です)が主催する学びの場で、1-3ヶ月に1回、開催されています。毎回テーマが決まっていて、こんな感じで進行されます。今回は約50名の参加者でした。  今回は初Zoomということもあり、OST形式はなしでランダムにブレークアウトルームに移動しました。 1) 今日のテーマ:ワーケーション 今日のテーマは「ワーケーション」でした。まだまだ世の中に出てきたばかりの、しかしホッ