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限りなく透明に近いなんちゃら

長らく続いておりましたサルベージ日記、
最後は卒業旅行3連チャンで締め括ります。

(*)この日記は2009年時点のものです。ノンフィクションですが、登場人物や団体が既にフィクションと化している可能性がある点、ご了承下さい。


英会話教材でお馴染み【DUO3.0】より、

He leaned against the pillar and gazed at the Statue of the Liberty.
ー彼は柱に寄り掛かって、自由の女神像をじっと見つめた。

いつぞやのDUO 3.0

He leaned against the pilar and gazed at the Statue of the Liberty.
ー彼は毛むくじゃらに寄り掛かって、自由の女神像をじっと見つめた。

出典:DUO 3.0、編:毛むくじゃら

Pilar と Pillarで見えてくる情景がここまで変わるなんて。
皆様もスペルミスにはお気をつけ下さい。

ちなみに長いこと流行してるピラティスは、『Pilar tehs』と書きます。
つまり、毛むくじゃらとかかわりがある訳ですね!

嘘です。

今後はテキトーウンチクを連載しようかと思ってます。
これも嘘です。

今回はアメリカ・カナダ旅行のお話。

States of Liberty

20090822、夜はこれからだキーポンキーポン。 

天候は晴れ。入念な下調べを怠った毛むくじゃらと相棒O君は、
焦って搭乗した為、T球の歩き方で推奨されていた出国前ドル両替を忘れw アメリカ現地の法外なレートに凹みww 
急遽、現金の出費を最小限に押さえ、カードを駆使する付け焼刃な作戦にw

しかし、この時二人は知ることも無かった。
この後やって来る最悪の事態に。

乗り換えで降り立ったデトロイト空港のハイテクさに感動したのも束の間、最初の遅延アナウンスw 物価が高いアメリカで最初のご飯。

量多い、味濃い、そんな中、約1時間遅れで自由の街、NYへ。

もはや偏見の塊の毛むくじゃらは、自分が周囲をディスりまくったあげく、
マンハッタンの海に銃殺体として浮いてることばっか妄想してましたw

もちろんそこまでひどかった訳ではないですが、
もう二度とNYなんてKYな都市行きたくないと思いました。

理由はわかりません。たぶん、B系な黒人と地下鉄の落書きと
クソデブ人口の多さと巨乳チャンネーが主たる原因だとは踏んでいます。

もちろん、NYの夜景はきれいだったし、MOMA(現代美術館)は
作品見て即興で二人で大喜利して回れる100点満点の美術館やったし、

国連本部を見た時は、絶対10年後までにはここに来る!と思ったし、
締めくくりのブロードウェイ『ヘアスプレー』はマジ良かった。
ボールティモーアーやった。おっぉっお~♪
いつか行ったる、ボルティモアへ。

けど、それ以外にNYでよかった事はありません(充分良かったがな)。

JCBはアメリカの鉄壁のディフェンスの前に機能せず、
VISAも限度額を超え使用不能にwww 

更に宿泊先であった管理不行き届きのドミトリーは1泊目ダブルブッキングにより、スタッフのシェアハウスに宿泊させられる始末w 
まぁ、経費が1万円も浮いたのはラッキーだったけどw

つぅかスタッフのルームメイトのマットは、
風邪なのに絶対風呂で女といかがわしい事してたし。

最後に。

レストランで隣のアジア人客に聞こえるような声で
突然David Tao往年の名曲『ティエンティエン(天天)』
を歌いだした場合の各国の反応は以下の通り。

中国人:手厚く歓迎。すっごくフレンドリーに話しかけてきた。
韓国人:おもむろに笑い出すが、こちらとはノーコンタクト。
日本人:完全無視。

日本人はティエンティエンの敵やと思った。ちなみにチャイ人のそばで
春麗のステージのBGMを口ずさんでも反応はありませんでしたw

ボストン

ボストンは良かったです。文句ありません。
茶会事件起こしたいです。ハーバードもMITも良かったです。

イカハー(いかにもハーバード)のファッションセンスは偏差値34でした。
MITの芸術センスは偏差値高いです。電車もオサレでした。

唯一残念だったことは、憧れのハーレーを見つけた毛むくじゃらが、
金欠にも拘わらず、迷わずパーカーを買ってしまったこと。
なぜここだけJCB機能すんねんw 憧れは散財王への第一歩なり。

そして、海洋都市ボストンの料理店で魚介類に舌鼓を打ちながら、
余分にシーザーサラダを頼むw

トロント・ナイアガラガラ

憧れのカナダに行く前に、ファッキンアメリカンン空港の遅延沙汰
もとい遅漏沙汰により、ナイアガラワイナリーに行く時間も、
ゆっくりトロント市内を回る時間もなくなってしまい、
苛立ちながらも空港の待ち時間でめげずにレトロなパックマンをやる

でも普通に凹むわな。睡眠時間削って朝3時過ぎに出発して身としては、
2時間以上も遅延されたら普通に起きれたやん、ってなるよな。
ってか米国側から謝罪も何もなかったのが更に腹立たしかった。

そんなKYなNYでの苛立ちを払拭させるかのようにトロントでの
2人のテンションはうなぎのぼり。ナイアガラもすごかったし、
自然豊かで治安もいいし、飯もうまい。

人々もアメリカ人に比べたら雲泥の差で優しい。謙虚さも違う。
英語マジで聞き取りにくかったのは難点やけど。

とにかくテンションが上がりまくった二人は、
ホテルのべっぴんさんに荷物を預けてナイアガラフォールズへ。

ナイアガラのバスで貧乏ゆすりが止まらん隣席のアメリカ人に
膝をくっ付けて、貧乏ゆすり返したのは面白かったし、
その貧乏君がイラついて『Foreigners』って言ってたから、
毛も『Foreigners』って返して聞き取れてますアピールしたら、

俺はそんなこと言ってないみたいに『オーディナリーズ』 見たいな感じに
発音し直して濁してたのには爆笑したww

そうそう、ナイアガラ行ったら絶対霧の乙女号は乗るべきです。

そんで、相棒と種田のバッティングフォームについて熱く語り、
滝をバックにパシャった後、すロント(すかさずトロント)へ。

トロントタワーからの眺望で更にテンションが上がった一行は
敬愛するハードロックカフェへ。
そこで懲りずに余分にシーザーサラダを注文ww

毛むくじゃらからのアドバイスは、
北米でシーザーサラダだけは頼むな!の1点だけです。

帰路

そして最終日の朝。もはや疲労困憊の2人。
疲労と笑いのネタの鮮度は反比例し、思いつきでしかボケられない二人。
そして無常にも時は過ぎ、 フィッシュアンドチップスも
メープル系朝食も食えないまま空港へ。

遅漏頻発・治安の悪いアメリカはやはり苦手やわー。貧乏学生に酷すぎる。すべての町がボストンみたいな住むかも知れんが…
それでもロスとカリフォルニアには行って見たいな。

それにしても、北米はスペ語話者の人口マジで多いんで、
スペ語本気でがんばろうと思った旅ですた。

そんで、結論としてはどうでもいいけど、の自意識過剰ぶりは
胸毛を皆に見られて育ったから自然とそうなったという事が判明しましたw

P.S
NYの寒さに半袖半ズボン(イントネーション注意)で挑むという
無謀な毛むくじゃらもついに負けを認め、H&Mでパーカーを購入w
それがMade In 心の故郷トルコと知った時、H&Mの創業者は
うちの家系に違いないと確信しましたww てかパーカー大好きやんw


10年以上前の日記ですが、ピラティスは当時から流行ってたんですね。笑

尚、悲願だったボルティモア訪問は2018年に達成し、
その後3回も仕事でおかわり訪問しました。願いって叶うものなんですね。

現在手持ちのパーカー0着の毛むくじゃらより、愛を込めて。

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