一人暮らしの部屋の記録(2020〜2022)
今から約4年前に初めての一人暮らしを東京・蔵前でスタートさせました。
貯金0・計画なんてほぼ無かったに等しい状態で一人暮らしをスタートさせた私。始めの頃はお金の使い方の下手さも相まって洗濯機も買えないほどお金がなく常にギリギリの生活でした。
出費を抑えるためにフリマアプリで物を売ったり、買ったり。さらにお金に余裕を持たせるために、平日も目が回る忙しさだったけどベビーシッターや個人のお仕事をいただき休日や平日の夜に働いていました。今思い返すと働きすぎだけど、、楽しかったな…
住んでいた蔵前は今や雑誌などで特集を組まれるほど人気ですが、当時の私は蔵前のことをほぼ知らず、今ほど世間からの注目度も高くなかったはず。
「いつか東京の西側に住みたいからまずは東に住みたい!」「職場に1本で通える路線がいいな」「喫茶店が好きだから近くにカフェがあったら嬉しいかも」「治安がいい街で安心して暮らしたい」「でも、その中で最低限のレベルでいい(これからもっといい家に住むから)」との考えで、たまたま候補に上がったのが1K 21㎡の物件でした。
狭く古めかしいユニットバス、キッチンもひとり立つだけでいっぱいになる部屋だったので生活には工夫が必要でしたが、引っ越したいま振り返っても、あの時の生活は工夫があるからこそ思い出も多く心から楽しめていました。
(もうユニットバスと冷たい便座は御免だけど。)
今回はそんな過去の部屋についてまとめてみました。
ただ正直、掃除した後に撮ったりしてたので等身大の写真ではないです。あくまでフィクションとして🙏🏻
2020(25歳)
物が1番多かった時期。写真は綺麗にした状態だけど基本的に荒れていた記憶。
小さいフィギュアなどを飾ったりするのが特に好きだった。よって物が多い!実家から持ってきたものでほぼ構成されています。
また、この頃は基本的に出社していたので家にいる時間は少なかったです。
2021(26歳)
コロナの影響で友達と計画していた台湾旅行がキャンセルになる。悲しい。さらに週5テレワークも始まる。
元々週1でテレワークをしていた会社に務めていたので抵抗は少なかったが、この頃から部屋の整頓や好きな物に囲まれたい欲求が強くなっていった気がする。
そして休日の外出が減り暇なのと、前からカメラが好きだったので部屋の写真を定点的に撮り始める。
Desk journalさんに載せていただいたのも2021年。
あと、前から好きだったプロダクトデザイン事務所(TENT)のお店で働き始めたのもこの時期。
Twitterで「お店を始めるので仲間を募集するよ!」との記事を見て応募してみたらまさかの採用をいただき本当に嬉しかった……。
店舗での接客や、プロダクトデザイナーの友人たちの影響を受けて、更に作り手の顔が見える製品や物づくりの背景に興味関心が高まっていく。
自分はWeb業界でずっと働いてるので製品開発の話などはとても新鮮でした。
2022(27歳)
在宅勤務にも自分の部屋にもだいぶ慣れてきた。そして慣れたことで飽きが生じ、雰囲気を変えるために公私ともに試行錯誤していた時期です。初めての転職も経験し、私生活もガラッと変わった。
goodroomさんに取材していただいたのも2022年。部屋と自分をプロの方に撮っていただく貴重な経験をさせて頂きました。
全体を振り返ってみると、基本的な好みは変わらないものの年ごとに微妙な変化があるのが面白い!
例えば、年を経るにつれて物量がかなり減ってる。
かつてはTOKYO STYLE(都築響一 著)に載っているような好きな物に壁一面囲まれている部屋に憧れてたんだけど、私には多くの物の管理はできなくて、とにかく部屋が荒れ散らかるばかりだったなと…
綺麗に管理できれば良かったけど部屋が荒れると自分の心も荒んでいくタイプなのでダメでした。でもいいなあ。憧れます。
私はこれからも自分に合った生活で楽しく、少数精鋭の物たちを大切にしていきたいと思ってます。
みなさんも健やかで朗らかな生活を!
また👋
創作活動の足し(喫茶店や日用品購入)にさせて頂きます!ありがとうございます。