1人と1人。お互いを尊重したい二人暮らしのはじめ方🏠
二人暮らしを始めて、もうすぐで1年が経ちます。
始めはお互い慣れない点も多かったのですが、今は落ち着き、穏やかに暮らしています。
まず前提の話をすると「二人暮らし」というと恋人同士での暮らしを想像する方も多いはず。
今回は、他人同士が暮らす上で衝突するであろう「物件の決め方」「インテリアの決め方」「お金の管理」の3つの視点からやって良かった事を振り返りました。
はじめに
もともと、恋人だからと言って他人同士ですし「恋人だからこうあるべき」「恋人だからこうして欲しい」という考えには違和感がありました。
1対1の人間同士として尊重しながら対等に暮らしたいという前提があったので、恋人同士の生活という視点ではなく二人の人間が同じ家で暮らすという出来る限りフラットな記事を書きたいと思っています。
二人で暮らす良さ
物価が年々上がっていき生活が苦しくなる中、二人暮らしは上手くいけば金銭的・精神的にも余裕をもたらしてくれますし、育った環境が全く違う他人と暮らすことは発見ばかりで刺激的な毎日です。
もちろん「刺激的だな♪」なんて思えない時もあるのですが、その時は自分の心が疲れてきていると解釈してるので私にとっては良いバロメーターでもあります。
ひとり暮らしだと、暮らす上で生じる行動の全てが自分起点のため予想外の出来事が起こることはほぼ無く、感情が一定の生活を送っていました。例えるなら60点/100点がずーーっと続いているイメージ。
ただ、感情が一定なことは私にとってはかなり心地いい状態なので、ひとり暮らしも大好きでした。
反面、二人暮らしの今は毎日の喜・楽が格段と増えて、より人間らしくなれたと思います。
一緒に食事をしてくれる相手がいることで適当な食事が減り、眠れない夜、相手が爆睡しているのを見ると「私も寝よう」思い、朝、身支度を整えている相手を見ると「私も起きよう」と思えるようになりました。(行動に起こすかどうかは別!)パートナーは私以上に前向きなのでその力に救われることも何度もありました。
自分以外の人と生活を一緒に送れることが、二人暮らしの何よりの魅力だと思います。
目次
ちなみに簡単なプロフィールはこんな感じ!
・わたし…埼玉出身 / ディレクター(在宅勤務)
・パートナー…大阪出身 / プロダクトデザイナー(出社)
二人とも20代後半の同い年で、10:00頃から始業する働き方です。
(同居前に、一緒に暮らしたい気持ちは何点か?を言い合ったら、パートナーは4.5点・私は5点(10点満点中)でどちらも過剰な期待をしてなかったの、良い思い出!)
①物件を決める
引越し期日を決めたら物件探し。
まずは「〇〇が良い」という理想形ではなく「〇〇は嫌だ」と、避けたい要素を並べ実際の暮らしに沿った要望を出していきました。
出社 or 在宅勤務?
働き方によって、大きく左右される物件選び。
私たちは数ヶ月に一度程度、二人同時に在宅勤務をする可能性があった為、同日に在宅勤務でもストレスにならない部屋選びを優先的に考えました。
オンライン会議をする時など自分が思っているより声が響くため、作業スペースは同室ではなく、廊下を挟んでそれぞれが1つずつ持てる間取りを選ぶことにしました。
とにかく内見しよう!
先に挙げた条件・叶えられる間取りを頭に入れた後に物件を探し始め、条件に合いそうな3,4件を内見しました。もともとすり合わせが出来ていたため、物件を見に行った後の二人の意見はほぼ一致。
もっと良い物件があるのでは?と脳内をよぎり続けていたのですが、決める期限が設けられていたのが良かったです。
4件ほど内見した中で、無事物件が決まりました!
②インテリアを決める
物件が決まったら次はインテリア。
お互い好みがあるので、それぞれの好きな部分が合わさったようなインテリアにしたいという想いがありました。
共同Pinterestの作成
会話で細かい好みを知るのは難しかったのでPinterestで共同のボードを作成。これが思いの外よかった!
「こんなインテリア良いんじゃない?」「こんな棚が欲しいな〜」なんて、妄想を膨らませているのも楽しい時間でした。
パートナーは一人暮らしの時に物を飾っていなかったので「絵やオブジェは敬遠されるかも…」と思っていたのですが、嬉しいことにその誤解も解けました。今ではわたしがポストカードを冷蔵庫に貼りまくっています。
入居前のzoom会議
なかなか会う機会を作れない時に役立ったのは、zoom会議!
図面を引くのが得意なパートナーに恩恵をいただきました。おかげ様で入居前に何を買う必要があるか話し合いながら確認することができました。
また、入居後に大型家具を買う時は大きな段ボールを実物大に切り取ってシミュレーションをしながら決めていきました。
大型家具は処分が大変なので慎重に…!
③お金の管理
最後はやっぱり外せない、お金の管理について。
私たちは家に収める額は収入と比例させずに完全折半を基本としています。
共同口座・カードの作成
新しく口座を作り、毎月お互いが決まった額を入金しています。
(毎月共同の口座に1人ずつ入金 → 口座からKyashに生活費を移動 → Kyashから支払い)
ちなみにKyashは支払った人にポイントが付くので、率先して買い物をした方が得する仕組みなのがお気に入り。
お金の動きがリアルタイムで見えるプリペイドカードなので、支出の管理がしやすいのも魅力的です。
インテリアの変遷(1人暮らしからふたり暮らし)
・7畳1K ひとり暮らし時代
床に合わせ、オーク材の家具と白いインテリアを中心に選んでいました。
↓二人暮らし
木材に加え、パートナー好みの無骨なスチールラックなどを置くようになりました。
今後どうなるかはもちろん誰にも分からないのですが、少なくとも今は、この生活がこれからも続くことを願っています!
おわり
創作活動の足し(喫茶店や日用品購入)にさせて頂きます!ありがとうございます。