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21/07/10|マイママ、チラシ配り DAY_2▶︎気付いちゃった男女映画監督格差

本日も、夜の最終の上映前に少し『マイライフ、ママライフ』のチラシ配布で立たせていただきました。私のことを出演者、もしくは映画館スタッフと思われている方も多そうでしたが、作品の宣伝になればまあなんでも良いです。笑

弁慶映画祭セレクションのポスターたちの前に立ち止まって、他作品までじっくり見てくださった方や、「出てる人なの?」「いえ、監督です」「監督さんなの!?見にいきますね!」と応援してくださる方までいらして、今もコロナ前と変わらぬミニシアターならではの温かさがあることに感動しました。今晩も皆様ありがとうございました。

そういえば、撮影現場や仕事の打ち合わせにいても第一印象では演出部(もしくは監督)と認識されないことの方が多いんですよね。最早慣れましたが、いつかは秒で「監督さんですか?」と第一声、声をかけていただけるようになりたいです…。そうなるには何が必要なんですかねえ?(ヘアメイク、スタイリスト、もしくは出演者と思われることが大半ですが、その部署は人生一度もやったことがありません。ゴリゴリの演出部上がりです実は…!)

もしや…

今気付きましたが、やっぱり「監督」というポジションは「男性のもの」という認識が世の中的にはまだまだある、ということなのでしょうか??

一理あるな…。通りで…。毎回、チラシ配ってて監督だと思われない訳だ…。

タイトルには少し大げさに「格差」と書いてしまいましたが、こう言う些細なイメージの差(監督は男性の仕事という大衆イメージ)があることはやっぱり事実なんだと感じます。

男性の監督たちに文句を言うつもりはないですが、監督って立場の人たちは俗に「ちょっとむさ苦しい」「外見にそこまで気を使わなさそう」な人が多いイメージあるじゃないですか。最近はそんなことないと思いますが、少し前までは特に「創作に打ち込んでて浮世離れしている人=映画監督」というのはやや事実だったように記憶しています。(伊丹十三パイセンのように中にはオシャなおじさまもおられましたが)そのイメージが今もまだ世間一般では強いんじゃないでしょうか。

実際は、インディーズ映画界隈では女性の監督もだいぶ増えて来てはいるので、「映画監督=男性」というイメージはそろそろアップデートされたいなぁ…という気持ちが、私としてはありますね。。。

そのイメージを変えるためにも、私たち数少ない女性の監督たちは、今はまず「作り続ける」ことが重要なのでしょう。…プレッシャーだなぁ…笑

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