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クランクアップ疑惑と海外映画祭進捗|21/07/02

私、ついにクランクア…ップ…?

来週の天候次第なのですが、もしかしたら今夜が私にとって最後の長期ドラマ現場だったかもしれません。まだ確定ではないので、ちょっともやもやしますが…笑

はじめは大手のビッグネームに惹かれたのが一番大きな参加理由だったのですが、これだけの予算と時間をかけてじっくりものづくりが出来る現場は、日本ではなかなか体験できません。撮影全体の期間は長かったですが、本当に参加して良かったと思っています。まだこういう機会に恵まれることがあるのか無いのか、分かりませんが、何かしらにつながるといいなと思います。

もちろん、ドラマ本編の公開も楽しみに!多分日本のテレビドラマよりもポスプロにだいぶ時間をかけている印象なので、まだまだ公開は先になるようですが、現場の全員が面白がっていた作品なので、お客様にもその熱量はきっと届くことだろうと信じています!

「映画祭 落ちると割りかし 凹むよね」

あんまり言わなくてもいい話だとは思うんですが、気持ちを切り替えて弁セレの宣伝に集中しよう…!という自己催眠の目的も兼ねて。

6月末や7月1日くらいにまとまっていくつかの海外映画祭の結果が来ていたのですが、今回は残念ながら通ったところはありませんでした。昨日今日で、知り合いの監督さんがSNSで「上映が決まりました!」等の投稿をしているのを見て「それ私が落ちたやつ〜〜〜」と、内心は恨めしい気持ちになったりもしています。

中には結構通りたかった映画祭もあったので、そこに届かなかったのかと思うと、寂しい気持ちはあります。表現力の問題だったのか、世界観の問題だったのか…。はたまたアジア人の作品よりも自国の中でもっと取り上げるべき有力な作品が豊作だったのか…?

映画祭に応募される作品は大抵世に出る前の作品たちなので、「今年はこういうのがトレンドっだったのか…!」というのは、映画祭のラインナップが出てから初めて知ることが多いです。今はまだ、世界の最新の映画トレンドは見えていない状況ですが、オスカーでアジアの勢いが強かったということからも、引き続き制作者・物語の多様性にフォーカスした作品選びがされているのではないかと勝手に想像しています。もうね、日本映画って世界では本当に弱いし、昨今ではインド・フィリピン・タイあたりの映画が中国・韓国に負けず劣らずで勢いづいてきているようなので、同じアジアの中でもせめてなんとか彼らと戦えるくらいのクオリティの作品作りはしていきたいですよね。

そのために必要なものが日本には無さすぎる、ってのも事実ですが…!

でも意外と最新の日本映画(SF)は案外イケるかも…?

先日劇場で観た『Arc』は、本当にもう良すぎて、観終わった直後に絶賛して親に勧めましたし、無いものだらけの日本にももしかしたら希望があるのでは…?と思わせてくれる作品でした。

これは、観た人同士でめちゃめちゃ語りたい映画ですね…!日本で作られている作品なのに、いい意味で「日本」を感じなかったし、(予算が限られていそうなことは背景や画角で若干バレつつも、笑)鑑賞の後半はずっと頭が痛かったです。これは『エクスマキナ』『ガタカ』『メッセージ』あたりが好きな人は絶対にはまる映画だと思います。

…いや、今日はあまり語らんとこう。

ネタバレ多少含んでも良さげであれば、このnoteでも明日明後日くらいに感想書きましょう。

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