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21/08/18|Vail Film Festival 入選&セドナでエネチャージ

フェニックス映画祭中ではありますが、またしても一つ吉報が届きました!

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アメリカ、今度はコロラド州で開かれるVail Film Festivalに『12ヶ月のカイ』がノミネート!この映画祭も今年が18年目という、長く続いているローカルの映画祭です。フェニックス映画祭のノミネート以降、アメリカの他の映画祭でのノミネートが続いており、非常に嬉しいですね。

ちなみに、アメリカの映画祭では、アリゾナ州(Phoenix Film Festival)、カリフォルニア州(Queen Palm International Film Festival, Japan Film Festival Los Angeles, Lady Filmmakers Festival)に続き、コロラド州が3つ目の州になります。応募している映画祭の開催地域(州)にも偏りがあると言えばあるのですが、この3つは昨年の大統領選挙でバイデン(民主党)に軍牌が上がった土地です。(アリゾナはほぼ半々なので超複雑な土地ですが…)落選したアメリカの映画祭ももう少し調べてみる必要がありますが、このへんの「選ばれた映画祭の特性・地域性・文化性」も絡めて調べてみると、より『12ヶ月のカイ』がどういう方に好まれる作品なのかが見えてきそうな気がします。

Vail Film Festivalは今年はオンラインで開かれると言うことなので、若干他の映画祭とスケジュールがかぶっており、その時期の私の日程調整がこれまた大変なことになりそうですが…、嬉しい悲鳴ということで、なんとか上手く調整していければと思います。


そして、一方のアリゾナでは。

17日、地元で不動産業・ツアー業をされている高橋さんという方に、観光地としても有名なセドナに連れて行っていただきました!

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この砂漠ちっくな大地にボコっと伸びる岩山たち…!圧巻…!

フェニックスも含めて、この辺りは昔海だったそうです。土地が隆起して、雨風によって石灰岩が削られてこのような地形に。2枚目の写真のベルロックという山は、UFOが降り立ったと地元では有名な場所らしい…?笑

ベルロックの裏側が登山できるような緩やかな傾斜になっていたので、高橋さんからスニーカーをお借りして半分くらい登ってみました。日本のよくある山とは違って岩山なので、足元が滑る滑る…。おまけに乾燥していたので、砂の坂道で滑ってしまい、運悪く体勢を崩した際に左腕をサボテンだらけにしてしまいました。グロ注意って感じだったので、写真はここには載せません。。。(ちなみに棘は全部自力で抜きました。傷は軽いです。5〜7mmくらい刺さってた棘もあって正直白目剥きそうになった…)

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そこから、崖の上に建てられているホーリークロス教会を見せていただき、天気が悪くなりそうだったのでその前にもう一つカセドラルロックにも行こうとしていたのですが、生憎向かう途中で雨に降られてしまい…

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トレイルの入り口がもう川のようになってしまっていて、渡れませんでした…!自然恐るべし。「もしかしたら岩を渡って向こう側に行けるかもしれない」と着く前は高橋さんから言われていたのですが、もうすでに岩も見えない…。これは万が一渡れたとしても、数十分でさらに増水してしまって危うく帰って来られなくなるところでした…、そう、彼女たちのように…

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立ち往生しているのは中国人女性だったのですが、服装からして山に慣れているタイプだったのか、無理矢理渡ろうとはせず、こちら岸にいる中国人・米国人と大声でやり取りしてレスキューを呼んでいるようでした。皆冷静そうで良かった。陽が落ちる前にここを出なければならなかったので、私は最後まで見守ることは出来ず。

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それにしても、雨が降っただけでここまで増水して一気に川になってしまうとは。アリゾナ的にはこれは地球温暖化ではなく普段のモンスーン期のよくある現象のひとつだと思うのですが、それにしても自然は怖いです。

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明日は、フェニックス映画祭会場の近くにある楽器の博物館に行ってみたいと思います。週末に近づくにつれ、他の作品のゲストたちも続々と集まっているようなので、少しずつ彼らとも交流ができるようになると良いですね。

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