見出し画像

7冊 ハードカバー編

「#7日間ブックカバーチャレンジ」というハッシュタグを
twitterやFBで見かけて、ああ、こーゆーのすきって
ついつい参加してしまったので、こちらでは7冊をまとめます。

すきな本の表紙を7冊選んで毎日アップしていくもの。
ほんとは本棚から出してきて、表紙を撮影したかったのだけど
あいにく現在、本棚の扉が開かないので(積読が占拠しております)
最初の日以降は、持ってる📚だけど探した画像になります。😉

noteでは140字では書ききれなかったこぼれ話なども追加しながら。


1『金曜日の砂糖ちゃん』酒井駒子

大人少女のためのたからもの絵本って感じ。💟
色合いがふわっと包み込まれるようで、だいすき。

本棚


2『きみが住む星』池澤夏樹

世界を旅する「ぼく」が「きみ」にあてて書いた葉書。
カラフルに飛び交うエルンスト・ハースの写真に
池澤さんが載せた言葉たちがきらきら光っています。✨

きみが住む星a

*池澤さんの作品は、こっちと悩みました。
 最高にすきな『スティルライフ』このシンプルな装丁。

スティルライフ


 ほら、本棚でなかよく並んでます。

本棚2


3『花の降る午後』宮本輝

有元利夫さん装画のハードカバーがステキで。
宮本さんの「青が散る」に衝撃を受けて、他の作品も読みました。
丁寧で華やかな中に、ふいに顎をくいっとさせられるような筆致がすき。
上の本棚写真の中では「愉楽の園」もあります。

花の降る午後a


4『空想紅茶』渚十吾

この本の中に出てくる本や音楽や地図が気になって
入れ子細工の宝石箱のようです。

空想紅茶

こちらについては、すでにnoteで熱く語ってます。💟


5『アリスの不思議なお店』フレデリック・クレマン

アリスのためにコラージュされたプレゼント。
おちゃめな悪戯なようにpoetryで飾られた秘密の1冊。

アリスa


6『derek jarman's garden』デレク・ジャーマン

映像作家デレク・ジャーマンが、イギリスのタンジュネス
原子力発電所に面した場所に作った庭。
石だらけの荒涼と広がる土地にあって、錆びた色合いが美しい。

デレクジャーマン


アリスとデレクジャーマンは待ち合わせ前にふらりと入った
銀座の本屋さんで並んでいたんです。2冊ともひとめぼれ。

7『近所の地球』鈴木康弘

2017年に東京ミッドタウン内 21_21 DESIGN SIGHTにて
『野生展』が開催され、その時、常に水をたたえる切り株が
鈴木さんの印象的な作品でした。そのアートショップにて。
日常の中にもたくさんの発見があると気づかされます。

近所の地球a


毎日どれにしようかなぁーと、楽しかったです。
twitter途切れがちだったので、生存報告にもなったかな。
思いついた順に載せたので、きっと後から
「あ、あれ入れ忘れてる! ガーン!😨」とか、なるかも。

で、ふっと考えてみたら、たくさんすきな本がある中で
7冊だけ選ぶって、無理じゃない?って気づきました。

そうです。今回はハードカバーの本ですが
文庫だって絵本だってジャンル別にすきな本7冊以上あるよ!
って思ったので、また気が向いたらやろうと思います。

そうだなぁ、児童書、写真集、クッキングの本。
なんなら雑誌や「宝塚GRAPH」まで! 笑

今は音楽編「影響を受けたアルバム10選」を考えています。
いやいや、10枚きりなんて、そっちも選ぶの無理ー!

色々な世界から、自分の小さなアンテナを巡らせたい。
それは文学だけではなく、写真や映像や音楽だけでもなく
日常の小さな偶然だったりするのです。
すきを見つけるって楽しい。♡♡


いつか自分の本を作ってみたい。という夢があります。 形にしてどこかに置いてみたくなりました。 檸檬じゃなく、齧りかけの角砂糖みたいに。