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欠落


昔から私は
寂しさからくる飢餓が
何かを生み出すような気がしていて
しあわせを鈍化のように思っていたところがあります。

満たされないから、何か書けるって思っていた。
その欠落を補完するために
泉のように言葉が出てくるのが文学であると。

常に何かを探し続けて
巡り巡って勝手に疲れて
迷路の中をただひたすらに歩き続けるように。

昔の自分を思い出しながら
今は、ゆるく温いとこに停滞しているなと感じます。


影


いつか自分の本を作ってみたい。という夢があります。 形にしてどこかに置いてみたくなりました。 檸檬じゃなく、齧りかけの角砂糖みたいに。