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人間の上下関係をきめるのは社会で、家庭は在り方により違う

自分の書いたnoteで、おすすめ記事として混じり、ふと読み、異を唱えたくなったので書く。下記の記事についてだ。

ソウ17氏が結婚により危惧していることは

・夫から妻への精神的な支配関係の構築

・夫が家庭の経済が中心になることでの妻の従属

・働かない妻=専業主婦の自立の妨げ

・女性そのものの社会的弱者化

・社会的弱者になろうが社会が弱者として認めない。

・社会はまだ固定観念に縛られている

・社会が男女平等ではなく、男性優位にできている。

・男女平等な社会を望んでいる


…というような論旨を述べてるんだと思うが。

まあまずまたでかい文字で書こうか。

病める時も健やかなる時も、と誓った時点から今まで病んでます。

私は20年前から精神を病んでおり、夫とは14年前に結婚したので、初っ端から病んでる結婚生活です。健やかな時ってくるのかね?と思いつつ暮らしている。

医師から就労不可を結婚した時期に喰らいましたので、結婚してからずっと専業主婦でいます。最近、朝起きて通勤し出社、仕事をして終業、帰りにゲーセンやデパ地下でも行くか、など、働いてた時期にできた「仕事」というものが、意識の遠くにあるので、これはまずいな、と思っていたとこだった。Twitterの「しごおわ〜」がよくわからないってマズい。

で、高齢者・障害者の中に女性が混じることに危惧、と

人間バカにしてんの?

これから誰しもが事故や何かしらの事件で障害者になる可能性がある。更に言えば、我が家の息子2人は先天的な障害である発達障害だ。学校に支援級もあるが、軽度知的障害の女子もいる。何が言いたいかと言えば「結婚なんざしなくなったって、いや、していても。男女の別なく障害者になる可能性はある」ということは釘をさしておきたい。

さて、社会が女性を弱者にしている、という言説について。夫のとあるエピソードを紹介しよう。

私の病状が悪化し、入院もやむなしとなった際、夫は職場の上司に、私の入院で、夜半のシフトから8時〜17時を申し出た。上司はこれにOKサインを出した。

しかしながら、問題は全員女性の同僚4人だ。夫は彼女たちの猛反発を食らった。自分はシングルだから、別居中だからとシフトを交代するのを全く譲らない。挙げ句には

「入院は病院と奥さんの問題で、アンタには関係のないことでしょ?」

とまで言われ、結局シフトも変更できず。私は朝日が昇ると絶望し、外が暗くなるのを布団の中で待つ生活をし、子どもたちは冷凍食品と、それもなければ給食で生き延びる。夫はなるべく冷凍食品は絶やさないことは心がけても自分の食事は投げ出す、という3ヶ月を過ごしたわけだが。

ねえ、これ男性優位な社会?

今でも恨んでるけど。

で、だ。ソウ17氏のいう弱者観に合わせると

結婚して専業主婦やってて障害者の私って弱者王決定戦で優勝してて、障害児として育ってる子どもたちは同率準優勝だね!

って話。ここで脳梗塞で倒れ半身麻痺で車椅子になった、他界した同居の義母70才を入れたら、メダル独占だな…

で、そのような、4人中3人が障害者な一家はマイノリティで、私は多数の家庭や社会を対象に話をしているのだ、というならば、だ。

それこそが固定観念でしょうよ…

どうなの、そこ。

と、何か我が家と、特に私を固定観念で無意識的にこき下ろしてる人へのカウンターとして書きました。

夫がどう思っているかがわからないよ?と反駁がくるのであれば。最近うつ期が来てしまい、時期も悪く子どもが夏休みなので3人分の昼食を作ってから出社し、夜倒れて「食べたいものがわからなくてご飯食べてない…」とうめく私と一緒に蕎麦をすする毎日である。今日は洗濯物を干していた。

支配や従属関係については、いつぞや、私が調子が悪い時に休んで欲しくて、私と仕事どっちが大事なのよ?!と、年甲斐もなく言ってしまった時の

「家族大事にするために仕事してんだろうが!」

と、滅多に怒鳴らない夫が大声を張り上げたことで、察して下さい。

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