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ライトなコンテンツの方がコメントが来やすいのではないか?疑惑

きっとこれは、哲学的なシリアス小説から、ゆるふわなコメディ(それどころか、小説でないモノすらある)まで幅広く投稿している人間でないと、気づけないことかと思うのですが…

小説投稿サイトでは何となく「ライトなコンテンツの方がコメントが来やすいのではないか?」という気がしています。

ライトなコンテンツであれば「えっ?こんなのにまでコメントが来るんだ!?ありがとう!」ということがあるのに、シリアスで重めなコンテンツになった途端、コメントどころか評価すらつかなくなることも多々あります。

小説投稿サイトのメイン読者層がそもそも「ライトなコンテンツ好き」という、「ニーズ(需要)の問題」もあるのかも知れませんが…

コンテンツから受ける「イメージ」によって「コメントしやすい・しづらい」ということもあるのかも知れません。

たとえば道を尋ねたい時などに「声をかけやすい人・かけづらい人」というのは、ありますよね?

それと同じで、イメージ的に「コメントしやすい・しづらい」ということがあるのではないかと思うのです。

「ライトなコンテンツなら、作者も親しみやすいに違いない」「シリアスで重めなコンテンツは、作者も重めで面倒くさいのではないか」といった感じで…。

現実的には、作品がライトだからと言って、作者もライトで明るいとは限らないですし、作品がヘヴィーだからと言って、作者が暗くて重いとは限らないわけですが…。

(実際、津籠のように、ライトなものからヘヴィーなものまで「何でもアリ」な雑食系もいるわけですし…。作者が同じであるにも関わらず、コンテンツの内容(雰囲気)によってリアクションがまるで違うというのは、「人を見る目」の適当さが垣間見えて、おもしろいやら哀しいやら、ビミョウな気分になります…。)

あるいは、作品に使っている文章の難易度によっても「コメントしやすい・しづらい」はあるのかも知れません。

難しい単語や漢字を多用する作者ですと「こんなに頭が良さそうな人に、下手な感想を送れない」と、ヘンに構えられてしまうかも知れませんし…

逆に文章が「ゆるい」感じの作者ですと「この作者なら、文法が多少おかしかろうが何だろうが、どんなコメントでもOKだろう」といった感じで、気軽に感想を送れるのかも知れません。

あとは(作品自体とは関係なくなってしまいますが…)作者自身のキャラクターによっても、「コメントしやすい・しづらい」があるのかも知れません。

おそらく、「真面目で礼儀正しい」人間より、初対面の相手にも「ウェ~イ♪」と行けるようなフランクなタイプの方が、気軽にコメントしやすいのではないかと…。

(もちろん、逆にそういうタイプが苦手な方もいらっしゃるでしょうが…。)

実際、コメント欄が「作品の感想」どころではなく、ちょっとした挨拶や絵文字やネタで溢れて「チャット状態」になっている作者さんもいます。

そういう方は、コメントへのリアクションも頻繁で、返しも上手いので、余計に盛り上がり、コメント数が爆上がりするのではないかと…。

いずれにせよ「コメントの数(が多い)=小説の評価(が高い)」とは限らないな…と、いつも思います。

コメント数がいやに多いと思ったら、炎上していただけだった…というパターンもあり得ますし…。

(コメントの「公開or非公開」を選べるサイトもありますので、全てのコメントが開示されているわけではないのですが…作者の方の近況報告欄やメッセージなど読んでいると「あぁ、荒れているのだな…」と分かるものはあります。)

なので、シリアスな作品を書かれている「真面目で礼儀正しい物書きさん」は、コメントがなかなか来なくても、悲しむ必要はないと思います。

(…まぁ、悲しまずに済むとしても、コメントが来づらい事実は変わらないので、あまり救いになっていない気もしますが…。)

読者数が増えれば、確率的にコメントが来る可能性も増えるのですが…そもそもニーズ少なめのニッチな作品では、ソレ自体が難しいんですよね…。

(投稿小説サイトでは、人気ジャンルか過疎ジャンルかによって、読者数に明らかな差が出ることが多いです。)

ちなみに、他に「コメントが来づらい可能性」として、「作者からのリアクション(返し)が欲しい読者の場合、投稿ペース(ログイン頻度=感想チェック頻度)が頻繁な作者の方がありがたい」ということもあるのでは?なども考えてみましたが…そこは、なかなか検証のしようがなくて確かめられません…。


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