25-3:文字装飾はアニメでも魅せる
「文字ばっかり」が苦手な方向けに、「ビジュアルに特化したウェブ小説を作ろう」ということで制作を始めた「魔法の操獣巫女★エデン」。
<関連記事→25:「文字ばっかり」がそもそも苦手な読者向けカスタマイズ>
文字装飾には、ただ「フォントを変え、イラスト素材を組み合わせたもの」だけではなく、「文字に動きを取り入れたもの」もあります。
デジタルの画像データには様々なファイル形式があるわけですが、「GIF」という形式を使うと、画像をアニメーションとして動かすことが可能なのです。
(「言ノ葉ノ森」のTOPページでも、よく使っています↓。)
文字を動かすことができれば、表現の幅が広がります。
たとえば「崩れ落ちそうに」など、文字通り、文字を「崩して落とす」ことができますし…↓
「ふらふら」も、実際に文字を「ふらふら」させることができます↓。
「ドキドキ」なども、よりその感覚を分かりやすく表現することができます↓。
さらに、絵を組み合わせて動かせば、言葉の表すものを、そのままアニメで表現できるのです↓。
ただ…この「言葉を動きで表現する」にも、難しいものはあります。
たとえば「ぎゅっ」というオノマトペ…
どうすれば「ぎゅっ」という感じが出るのか、かなり文字の動きに試行錯誤しました。
最終的に、文字が全体的に「真ん中に寄る」ことで、「ぎゅっ」となる感じを表現しているのですが…↓
他にも「ぽすん」や「バビュン」「イチャイチャ」など、「これで果たしてちゃんと“表現”できているだろうか…?」と迷いの残るものが数多くあります。
また、GIFアニメというものは、動きの速さ・1コマあたりの表示秒数によっても、だいぶ「見え方」が変わって来るのですが…↓
どうすれば「らしく」見えるのか、毎度毎度、試行錯誤し、少しずつ少しずつ調整しながら作っています。
ただ、元々こういう試行錯誤は大好きなので、時間さえあれば作業は全く苦ではないのですが…
(……時間さえあれば……。)
実際のところ、無駄に楽しんで作っている文字装飾もたくさんあります…↓。
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