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映画 劇場  ・・・なんか、ようわからんけど涙がとまらんかった。

 さっき見た。なんか、もう涙がとまらんかった。

 原作は又吉直樹さんで、芥川賞を取る前から書き始め、「火花」の後に書き終えたという小説だ。正直に言うと原作が100倍いい。これは本当の話しだ。

 行定監督は大好きだ、「GO」とかすごく良かった。でも、これは何か知らんが良くない。微妙に違う。

 主人公の永田は、小説では又吉さんそのものだし、もっと関西帝国ぽいのだ。この人の演技は東京のしゃれた感じが出てて、何か違う。関西弁も下手だつた。関西人としては受け入れがたい。

 そして、松岡茉優。イメージと違う。何かもっとビュアーな感じ、不器用で危なげで、すごく熱演してたのだが・・・違うと思った。

 劇団の男とそれを支える田舎から出てきた恋人の話し。とにかく、彼を彼女は甘やかす。好きすぎる。彼も彼女に甘えすぎる。まるで暴君みたいだ。そんな二人の切ない恋物語です。

 ダメになる恋って、なんか理由がある。

 ここにも理由がある。

 ラストシーンは、小説と違っていた。これは映画の方がいい。エンドロールの最後まで見て欲しい。凄く良い終わり方だつた。

 できれば小説を読んでから映画を見て欲しい。たぶん、小説が後推ししてくれる。そしたら、泣けます。男の人は泣くと思う。思いっきり切ない。そういう話しでした。

2020 7/18


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