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どっかで見た気がするノリの 「新クトゥルフ神話TRPGをはじめてみよう」#3

本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
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前回 どっかで見た気がするノリの 「新クトゥルフ神話TRPGをはじめてみよう」#2
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あらすじ クトゥルフ神話TRPGをやってみたい男の子は、クトゥルフの夢の影響を受ける。なんとクトゥルフがじきじきにクトゥルフ神話TRPGについて教えてくれるそうだ。果たして男の子は生きてこの夢から脱出できるのか…?
 …今回は探索者の創造についての3回中の2回目です。今回の記事では副次的な属性職業と技能についての記事です!


探索者をつくろう 副次的な属性

クトゥルフ「さて、ちょいと面倒くさい項目だぞ。」

クトゥルフ「ちなみに、今から説明するものはオンラインセッションなどでよく使われる、探索者作成ツールで勝手に計算して算出してくれる値なのだ。」

男子「つまり覚えなくていいってこと?」

クトゥルフ「んなことないのだ。原理を知ってると知ってないじゃ雲泥の差なのだ。それにそんなムツかしいことじゃないのだ。」

クトゥルフ「まずは能力値の下にある移動率、これは8でいいのだ。基本ルールブックと違うところだから、卓のメンバーと合わせることなのだ。」

男子「ふむふむ。」

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クトゥルフ「次に耐久値、これはCONとSIZの値を使う。」

クトゥルフ「……(SIZ+CON)÷10をおめーの探索者ですると?」

男子「13だね。」

クトゥルフ「おめーがわからんのだ。…この値は探索者がどれだけ物理的にに打たれ強いのか意味してるのだ。」

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クトゥルフ「次は正気度ポイント(SAN)とマジック・ポイント(MP)なのだ。」

クトゥルフ「これはそれぞれ、POWのそのままの値と、POW÷5の値なのだ。」

男子「つまり僕の探索者は正気度ポイント80とMPが16だね。」

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クトゥルフ「さて、ここで初めてさいころを振るのだ。幸運を決めるのだ。ほれ、これを使うのだ。」コロコロ

男子「よっしゃ振るぞ!!」

クトゥルフ「(3D6)×5で決定するのだ。」
(3D6とは、6面ダイスを3個振るという略称です。1D10なら10面ダイスを1つ振るということになります。)

男子 コロコロ…「出目は3,4,1…合計は8。5をかけて40だね。」

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クトゥルフ「最後にダメージ・ボーナスビルドなのだ。」

男子「待ってました!!」

クトゥルフ「戦闘が好きなら欠かせない値なのだ。算出の仕方は9ページに載っているのだ。お前の探索者はダメージ・ボーナス+1D4、ビルド1なのだ。」

男子「ビルドってなに?」

クトゥルフ「簡単に言えばこの値が高ければ、でかくてつえーのだ。これは“戦闘マヌーバー”で使うのだ。」

クトゥルフ「つえーやつから武器奪ったり、有利な状況に持ってくのはむずいゾってルールなのだ。まぁ、わかりにくいしまた今度教えるのだ。」

ここまでのおさらい

探索者をつくろう 職業と技能

クトゥルフ「おっし、次はお楽しみ、技能値を書き込んでいくぞ!」

男子「戦闘技能!戦闘技能!!」

クトゥルフ「今回、もう職業は決めているし、早速職業技能を割り振っていくのだ。」

男子「僕の探索者は医師だから…これだね。」(ペラペラ…9ページ)

クトゥルフ「ここに書いてある合計8つの技能〈信用〉に数字を割り当てていくのだ。」

(〈信用〉は“新クトゥルフ神話TRPG”では所得や社会的信用を意味します。12ページに細かく書かれています。また、〈クトゥルフ神話〉技能には新規探索者は基本、技能値を追加することはありません。)

クトゥルフ「ちなみに、「早撃ち」法はこのような方法だけど、他の方法ではEDUやその他能力値から算出し、初期値(目星なら25%)に数字を割り振って(足して)いくのだ。今回は割り当てる、だな。」

男子「なんかややこしいこと言ってるけど、要は今回は70,60,60,50,50,50,40,40,40を割り当てていくんだね。…できた!」

医学70 応急手当60 科学(生物学)40 科学(薬学)40 信用40 心理学50 精神分析60 説得50 ほかの言語(英語)50

クトゥルフ「ふむふむ。おっけーなのだ。次は個人的な興味の技能を割り振るのだ。20%の数値を4つの技能に割り振るのだ。」

男子「戦闘技能に割り振るぜ!今回は割り当てるんじゃないんだね。」

クトゥルフ「そうなのだ。初期値+20という感じなのだ。」

男子「よ~し…。できた!」

回避(DEX÷2+20)45 近接戦闘(挌闘)45 経理25 目星45

クトゥルフ「ばっちりなのだ。これで技能は完了なのだ。」

これまでのおさらい2


クトゥルフ「お疲れ様なのだ。今回はここまでなのだ。」

男子「ぼくの探索者がかなり形になったね!」

クトゥルフ「あとはバックストーリー最後の仕上げをやるのだ。」


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