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レトロゲームあれこれ1

レトロゲームの数ある問題の一つ、それは解像度とモニタ接続方法。
当時、ゲーム機はあの3色端子でブラウン管テレビと接続していました。
そのため、ファミコンなどのジャギジャギのドット表現に良い塩梅でアンチエイリアスがかかった状態になり、優しい表現で私達の目に届いていました。

解像度の問題を解決するためには

モニタ接続方法はHDMI出力ができれば最近のモニタ、テレビに接続できます。問題は解像度です。

・ゲーム機の映像をHDMI出力できるコンバータを使う
あの3色端子、コンポジット端子(RCA)からHDMIへ変換する機材があります。サンワサプライが製品として出しています。

この製品、アップスケール機能はないので、アナログ映像をそのままHDMI出力するだけになります。他にもamazon.co.jpで検索すると中華製が色々でてきますが、メリットは上記より価格が安いことです。

・HDMI出力可能なレトロゲーム互換機を使う

これは手持ちのファミコンカセットなどを直接スロットに挿すことで遊べる互換機になります。標準でHDMI出力があるので高画質プレイが可能です。所持していませんが、製品情報を見る限り、チートから何までできるので、”レトロゲーを120%楽しむ”とかそういう謳い文句がついていてもおかしくありません。これで遊ぶため、実機ロムカセットを手に入れるために全国のゲーム取扱個人店を巡る熱心な人も居るようですよ!

・違法ではない方法でエミュレータを利用する
最後に、法的に問題が無ければエミュレータを利用することです。
エミュレータ=違法行為という結び付けがパッと出てくる方は、半分は正しいと言えます。ゲームに関して言えば、海賊版ソフトを利用する手段の一つだったからです。「エミュレータ情報局3」というワードで懐かしさを感じる方は世代かもしれません。

それはさておき、エミュレータが良い働きをしている点を挙げましょう。
任天堂のゲーム機、ファミリーコンピュータスーパーファミコンがコンパクトサイズになり、人気タイトルがいくつか内蔵されたニンテンドークラシックミニという商品があります。

公式のエミュレータ


任天堂公式のハード的エミュレータです。
映像出力はHDMI出力となり、高画質プレイが可能です。ドット絵のくっきり画像が目に刺さりそうですが、その配慮はさすが任天堂。アナログテレビモードに切り替えることができ、ブラウン管の”走査線”と”にじみ効果”が得られます。WiiやWiiUであったバーチャルコンソール、これも実は公式のソフト的エミュレータでした。音飛びなどありましたが、懐かしさは感じられました。

両方のクラシックミニを所持しているのですが、開封後に手にのせて確認したのち、元の箱に戻しました。何故買ったのでしょう?理由の一つとして、Nintendo Switchオンラインに加入していればファミコンとスーパーファミコンのタイトルをSwitchで遊ぶことができるからです。さらには、随時タイトルは追加されるのでクラシックミニ以上のタイトルを楽しむことができます。置き場所やケーブル取り回しは省力化に越したことはないので、1台で回しています。

望まれし復刻ハードたち

ファミコン、スーパーファミコンは、復刻ハードとしてクラシックミニが発売されました。当時の半導体技術からムーアの法則よろしく部品の集積化と性能向上や部品の置き換えなど、過去のハードを再現するための環境は充実していると考えられます。ニンテンドウ64やゲームキューブの復刻版も期待したいところではありますが、前者はNintendo Switchオンラインで順次遊べるようになってきています。後者、ゲームキューブは実機またはWiiで遊ぶことができます。現在、より高画質で遊ぶ場合、Wiiが望ましいです。

なにはなくともF-ZERO GX

F-ZERO GXはゲームキューブ専用ソフトです。
遊ぶには、ゲームキューブかWiiが必要です。
手っ取り早く高画質で遊ぶための環境を準備しました。
Wii + HDMIコンバータ = ジャギるほどに美しいゲーム画面

次回以降にHDMIコンバータの比較検証をする予定です。
もちろん、F-ZERO GXで比較します。


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