プラモデルがブーム?
日本のプラモデルが海外でも大人気だそうです。旅行のお土産にあの嵩張る箱を持ち帰るくらいですから、相当クオリティが高いのでしょう。彼らの評価はやはりリアル感だと言います。
最近のマニアは、ジオラマで世界観を表現し、SNSで発信しているそうです。個人でもセンスがある人は、世界に訴えかけることができるので、この世界のすべての人がクリエイターになる可能性があると言えるでしょう。
プラモデルの生産は静岡県が86%を占めているそうです。私もよく作りましたが、部品がうまく取れず、細いパーツが折れたり、完成後に部品が余ったりすることがありました。
プラモデルは鋳型に素材を流し込んで作りますが、その枠を「ランナー」と言うそうです。そして、部品とつながっている小さなつながりを「ゲート」と言います。
プラモデルの世界も進化しており、このゲートが小さくなって、ニッパーがなくても手で外れるようになっているそうです。そして、色に関しては、昔は塗料を使って着色していましたが、その際に、頭がクラクラするような感覚がありました。しかし最近のプラモデルは、すでに着色されており、その着色も一つのランナー(枠)に複数の色のパーツが組み込まれています。これは、鋳型にそれぞれの色を流し込む際、ランナーに「止め」があり、そこでそのパーツの色のみが流れ込むという工夫がされているそうです。
さらに驚くべきことに、パーツを組み合わせることで人の肌の色のグラデーションまで表現できるそうです。例えば、人の顔の頬や眉を表現する際に、下地が茶色で眉、赤が唇などが表現され、白が最上層にくる仕組みです。また、頬の部分は0.5ミリほどの薄さに加工されており、その下の赤がうっすらと浮き上がるように見えるとのこと。まるでイラストレーターのレイヤーのような仕組みをプラモデルに応用しているのです。
さらに、プラモデルの世界には「汚し」という技術があります。これは、サビや泥汚れ、経年の変化などを表現し、リアル感を追求する職人技です。ある方は、このリアルな汚しにハマり、独自の手法を編み出して、現在はプラモデルの本の編集をしているそうです。
一芸に秀で、それで生活が成り立つというのは幸せなことですね。
それにしても、プラモデルのジオラマのリアルさは、現実と見間違えるほど質感があります。興味があれば、Googleで調べてみると良いと思います。きっと驚くでしょう。
テレビのある番組を視聴して、見聞きしたことを文章にできるか練習してみました。
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