見出し画像

95.日本の洋楽離れの原因を考えてみた

皆様、こんにちは。
ルチノーです。

この動画を見て私も洋楽離れの原因を考えてみました。


理由1:日本人が良いと感じる曲が少なくなった

このあと、理由2、理由3、、、と続きますが結局はコレに尽きると思います。何を良い曲かと思うかは人それぞれですが、一般的に日本人が好む曲はメロディアスでサビが分かりやすい曲だと思います。

最近の洋楽ヒット曲はどうでしょう?ちょっと日本人の好みとは離れているような気がします。ラップ中心の曲やサビのない(または分かりずらい)曲、歌詞を淡々と歌っているような曲。

2010年代前半のポップミュージックは曲のタイトルは分からなくてもサビは知ってる曲が多かったように感じます。
この「サビは知ってる」というのが、英語の分からない日本人にとって洋楽に興味を持つ第一歩になっていたのではないでしょうか?

理由2:日本で売れるにはアイドル要素が必要

主観ですが、以下は海外で売れていて日本でも知名度の高いと思うアーティストです
テイラースウィフト、ケイティペリー、レディガガ、アリアナグランデ、カーリーレイジェプセン、ビリーアイリッシュ、ブルーノマーズ、エドシーラン、ワンダイレクション、ジャスティンビーバー、マルーン5

次に海外では売れてるのに日本では知名度の低いと思うアーティストです。
アデル、ドゥアリパ、シーア、ドレイク、エミネム、ザウィーケンド、コールドプレイ

どうでしょうか?
なんとなく上のアーティストは手を振ったら笑顔で振り返してくれそうなイメージがありませんか?笑

この愛嬌がありそうな感じ、そしてラブソングを中心に歌っているという「アイドル的要素」が日本で売れるには必要なのかもしれません。

理由3:海外への憧れの薄さ

ちょっと一昔前までは「西洋=文化も思想も進んでいる。なんかかっこいい」というイメージがあったと思います。

しかしネットの普及により、世界のリアルが分かったことで(だいぶ偏見、間違いも混ざっていますが、、、)日本の食文化や公共整備、治安の質の高さが再認識され、またコロナ禍による海外でのアジアンヘイトなど人種差別意識の低さを受け、だいぶ海外への憧れが薄れているように思います。

「なんかかっこいいから」が洋楽を聴く理由になった人、意外と多いと思います。最近はそういう人が減ってしまったのかもしれません。

理由4:日本の曲の質が上がった

米津玄師、星野源、優里、ヒゲダン、ミセス、セカオワ、ヨルシカ、あいみょん、Ado、YOASOBI、LiSA、RADWIMPS、King Gnu、、、

ここ数年ヒット曲を繰り出したアーティストたちですがすごい面子だと思いませんか?どのアーティストも歌上手い!!!歌詞もメロディも刺さる刺さりまくる!!!

こんだけ質が高くて、しかも歌詞の意味が自分たちの言語でわかるならば、わざわざ洋楽を聴こうとはならないのも納得な気がします。

最後に

色々書きましたが、先述の通り結局は「日本人にとって良いと感じる曲が少ない」のが洋楽離れの原因だと思います。

良い曲がたくさんあれば邦楽、洋楽問わずたくさん聴かれるはずです。

次回は「10年ごとの洋楽シーン」です。
では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?