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私と和服

今日は着付けを習いに行った日だったので、和服への思いを描きたいと思います。

小さい頃から夏祭りで浴衣を着せてもらうのが好きでした。
七五三の時には7歳の時しか写真を撮りに行ってないけど、それでもその時に和服とドレスを着れて楽しかった記憶があります。

高校三年生の頃、いとこの結婚式で初めて振袖を着ました。母方の叔母のものでした。きつかったけど、それよりも着物を着れている非日常感が嬉しかったです。

成人式の前撮りでは、今は亡き、父方の祖母の着物と、お世話になっている美容師さんの妹さんの振袖を着せてもらいました。ワガママを言って2着着せていただきました。髪型も変えてもらって、本当にお手数をお掛けしたと思います。でも、とても楽しかったです。歩き方や姿勢が難しかったけど、私が着物を着ることで祖母や伯母(叔母)が喜んでくれていることが嬉しかったです。

成人式では、いとこの結婚式とおなじ、叔母の振袖を着ました。同じ着物でも、帯の結び方で印象が変わることに面白さを感じました。

大学の卒業式では真っ黒な袴を選びました。カラフルな着物も可愛かったですが、私は人とは違うような、かっこいいものを着たかったので、真っ黒にしました。この選択にはとても満足しています。

この頃、SNSで、着物を洋服の様に着ている人のものをよく見るようになりました。さすがに普段着で着ることは難しいかもしれないけど、私も自分で着物を着れるようになりたいと思うようになりました。
私がSNSで見た方は、洋服の上から着物を着たりしていて、こんなに着物ってフランクで親しみやすいものなんだと感じました。

仕事を休んでから時間が出来て、着付けを習い始めました。
まさか自分が自分で着付けできるようになるとは思っていなかったので、自分で着物を着れるのが楽しいです。
いずれは資格を取り、人を着付けれるようになることが今の目標です。

ずっと一人暮らしをしていた祖母が、叔父の家に引っ越す際、全ての着物用品を譲り受けました。勿体ないと思ったからです。着物を見ながら思い出を語る祖母の姿は忘れられません。私がその思いを受け継ぎたいと強く思いました。

何よりずっと日の目を見ることがなかった祖母の着物などを私が着ることで、祖母から「あなたが着てくれてよかった」と言われたことが、とても嬉しかったです。私が着たくて着ているのに、それで喜んでもらえるなんて、なんてラッキーなんだと思いました。

日本のきもの文化を私が守り抜く!なんて強い思いはありませんが、きものを好きな私が、私にしかできないことを模索していきたいです。

とても私事な想いを、最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
あなたの明日が素敵なものでありますように!

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