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留学🇩🇰Part1

今日からデンマーク編です。
結論から先に言いますと、この留学は2020年の2月から6月を予定していたもので、コロナとぶつかり、期間途中で強制帰国になりました。

そもそもなぜデンマークに留学に行くことになったかというと、
スイスに行きたかったけど募集要項の基準が高く(ドイツ語で日常会話を話せる程度など)、私には厳しそうだったということ、
デンマークは世界的に見ても選挙の投票率がよく(特に若者)、日本人の政治的意識とは異なる点を勉強したかったこと、
あまり周りの人が行っていないような所に行きたかったことが理由です。
また、ちょうどコペンハーゲン大学との部局間交流が始まる第一回目だったので、せっかくならということで希望しました。しかし先輩がいない、前例がないというのはなかなか厳しいもので、私も学校側も手探りでした。
また、一般的には3年生で留学に行く人が多いのですが、そうなると就活や単位に影響が出てほとんど留年確定だそうで、私は早めに行きたくて1年生~2年生での留学を決めました。

留学まで〜学内選考〜


そもそも、この願書提出がドイツ留学中だったので、ドイツにいながら先生と一緒にデンマーク留学の書類を準備しました。
面接選考もありました。あまりきっちりしたものじゃないと思ってよさこいの練習着で面接に行くと、先生たちが5人ぐらい並んでいて、入試の時と同じぐらい緊張感があり、英語の面接もあったので焦りました。
何とかクリアし、デンマークに行けることが確定しました。

留学まで〜ビザ取得〜


ドイツは1ヶ月だったのでビザは必要なかったのですが、デンマークは2月から6月の5ヶ月の予定だったので、ビザが必要でした。
これには銀行の残高証明も必要で、急遽口座に大金を用意しなければならず、用意してくれた両親には感謝しています。
書類の準備は割と早めに始めたはずなのに、現地に取りに行くのはギリギリになってしまいました。
デンマークのビザを取るには東京まで行かなくてはならず、この時に初めて1人で飛行機に乗り、初めて1人で東京に行きました。
ビザ申請センターの予約は昼頃だったのですが、早めに行って近くで待機しようとおもい、大使館のすぐ近くのスタバに行きました。
お昼に東京に住む友人と会い、大使館に戻って、大使館の人に声をかけると、ビザ申請は別の場所だということが発覚します。
住所を確認せず、大使館と勝手に思っていたのです。
そこから急いでタクシーをつかまえ、タクシーでビザ申請センターまで向かいました。(およそ10分ぐらいなのですが、結構時間ギリギリ、なんなら少し遅れました)。
それでも何とか作れましたが、ビザが届いたのは出国の前々日ぐらいでした。これもギリギリ。

留学まで〜アパート決定▶︎鍵回収問題〜


私は集団生活が苦手だし、ストレスなく家で過ごしたいと思ったので、一人部屋を希望しました。
日時を指定され、オンラインで先着順で部屋を決めれるシステムだったので、ドイツ語の先生と一緒にパソコンと戦いました。
とりあえず決めれましたが、結果的にここは私が通うキャンパスとは別のキャンパス近くのアパートで、通学に1時間弱かかることになります。情報収集足りなさ過ぎ。
また、鍵問題ですが、私が到着する日が土曜日で、学校のアパート管理の部署がお休みだったので、鍵を受け取れないという問題が出国数日前に発覚します。
母が気づいてくれたので、母が居なければ私は現地に着いてから路頭に迷うところでした。
現地に知り合いも、先輩もいないので、『ロコタビ』という現地の日本人と知り合うサイトで、現地の方に連絡を取り、鍵を取りに行ってもらう&空港からアパートまでの案内を依頼しました。この方との出会いは私にとって奇跡で、その後も頻繁に連絡をとってくださったり、色々なことを教えてくださったりしました。きっと将来恩返しに行きたいです。
そんなこんなで無事にアパートにもたどり着くことができました。

涙の出国


パッキングは当日朝に完成しました。これもギリギリ。
熊本空港から羽田空港、羽田空港からウィーン、ウィーンからデンマークという旅程でした。熊本から羽田までは母も着いてきてくれました。
熊本空港には友人たちがサプライズで見送りに来てくれて、動画とかも作ってくれて、感動で大号泣でした。
羽田でも直前にはとても不安になって大号泣をかましました。でも母から、自分で決めたことでしょと言われて、確かにそうだな、行くしかないと腹を括りました。
ちょうどコロナが中国で流行り始めた時期だったので、中国に送るための大量のマスクが空港にあり、このまま全ての飛行機止まれと思いましたが、普通に乗れてしまいました。飛行機の中でも泣いてました。

なんかもう怒涛の日々すぎてどうやって過ごしていたのかあんまり覚えていない部分もありますが、明日からはデンマークでの日々を振り返っていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
あなたの明日が素敵なものでありますように!



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