とまらない とめられない
ほどほどにしておこうと毎秒毎分思いながら歩き回ってしまう
歩けばそこには山がある
↑ 今朝、出勤時の鷹山
少し歩けば唯一の鉾もあり、ものすごく格好がいい
あ、祗園祭の話です
しつこくて申し訳ありませんが7月は仕方がない
そこにお祭りがあるので
浴衣着て露店の食べ物食べてこの日ばかりは門限も気にせず関係ない場所でダラダラしゃべって、山も鉾も、何なら巡行も見ることなく『祗園祭に行った』と思っていた若い頃、まさかこんなに楽しめるときが来るとは夢にも思わなかった
お神輿も、実家のそばを通る24日の還幸祭しか知らなかったしそれが祗園祭の神事ということも、つい最近と言っても過言ではないくらい知らなかった
前後にも分かれていなかったし、堀川より西に住んでいたので今ほどお祭りの雰囲気も感じていなかったので余計に、17日で祗園祭は終わりみたいな感覚だった
昨日、お神輿3基の大家族が揃うところを見てみたかったが叶わなかった
(素戔嗚尊(中御座)と櫛稲田姫命(東御座)夫婦とその8人の子どもの八柱御子神(西御座)のお神輿
♬アブラハ〜ムには7人の子♬
みたいな言い方してしもた)
帰れば良いのに御旅所のあたりをうろついたあと河原町の辺りを歩くと角々に警察官の方が増えてくるにつけ『ああ、もうすぐここをお神輿が通るのか』と血が騒ぎだす
三条河原町あたりからは歩きながら立ち止まっては携帯で3基のお神輿の順路を確認し、確実に足を北へと運ぶ
歩き疲れるってどんな感じだったっけ?
耳を済まして太鼓の音がどこからかしないか寺町通りを北へ北へ歩き続ける中、ご夫婦が寺町通り姉小路手前の『スマート珈琲』の前で中学生に何やら質問すると大きい声でハキハキと『この辺りを通るのはもっと後です、20時を過ぎるくらいだと思います』と答えていた
私にも聞こえるように答えてくれたんやな、ありがとう、私は先へ向かいます、とそのやり取りを横目に北へさらに歩く
少しここで待つと、なんか見えたと思うと行列が
走ってこられた方が神輿はまだまだや〜、今のうちにと、行列の方に給水を促す
ならば御池までと木屋町を南へ
御池まで移動し、少しずつ集まってくる観客とともにワクワクして待つ
今年は巡行は見ることが出来なかったけれど中御座のお神輿を見ることが出来た
お腹も空いたことだし満足して帰ろうと市役所に向かって歩きだすとお囃子が聞こえる
市役所前で大船鉾がお囃子を奏でていた
それを聴きながら寺町通りまで歩き南へ渡ると
家に帰ってご飯を食べて音楽聴いたりしながら色々するも、ちょっとだけ、と本を読み出すと0時過ぎてしまった
私は、今燃えている、そしてもうすぐ燃え尽きる
後祭巡行の日にうずくまってしまわないように、ちょっとペース配分をしたいところである
さてと、鶏の胸肉でスパイスカレー作って疲労回復と暑気払いだ
疲れ知らず、ひょっとこのような顔で山鉾を見上げてホゲーッとうなるわたくし
痺れますな
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