プレスリリースが書けない

僕は広報も担当している業務の一つだけど、プレスリリースを書くのが苦手だ。とても大事な商品のリリースを今週配信しないといけなくて、半日時間を割いたのに、3行しか書けなかった。

僕の悪い癖で、一つの仕事が行き詰まると、他の仕事に影響が出てしまう。細かいタスクがどんどん積み上がっていく。つまり、プレスリリースを書かないと、他の仕事が手に付かない状態だ。

今もこうして現実逃避してnoteを書いている。noteを書くのは苦ではない。この差は何だろうかと考える。

noteを書くときは、伝えたい相手がはっきりしている。それは実在する誰かのこともあるし、こんな事を悩んでいる方に役立つように、またはかつての自分にといったように、無意識に「誰」に伝えたいと思いながら書いている。

一方でプレスリリースは、多くの人に読まれたい、取材が来るようにしたいという動機から書く。「誰」に伝えたいかではなく、どうしたら話題になるだろうか?という起点で書いてしまっている。

でも本来はプレスリリースはメディア向けの文章であっても、目の前にいる記者さんや、リリースを読んで取材してくれた記者さんが書く記事を読んで、興味を持つであろうお客様のために書くものだ。

「伝えたい相手を笑顔にする」

この言葉は僕が通っていた「さとなおラボ」で何度となく、ファンベースのベースとしてある考え方として、大切にしている言葉だ。

どんな仕事をしていても、相手(お客様)がいて、商品を通してどんな価値を提供できるか、喜んでもらえるか?だ。商品とお客様を繋ぐきっかけになるのがプレスリリースだ。そう思うと、かけるようになるかもしれない。少なくとも、今こうして書く事で思考の整理ができた。

うまくなかった時は原点に立ち返る。毎回プレスリリースを書くのに時間がかかってしまって、一気に書けるようになる時に、同じような事を思うのだけど、次に書くときもまた忘れそうになるので、備忘録として残しておきます。





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