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人との比較をしなくなったら、人生が楽しくなった。

突然ですが、何かに対して不満を言っていたり、やたらとネガティブに捉える人が周りにいたことはありますか?

白状します。数年前までの僕がそうでした。

周りに対して、つい比較をしてしまい、優秀な人を見るにつけ、自己嫌悪に陥ったり、優遇されてる部署を見ると、なんであそこだけ、と不満を言っていたりと今思い返してみても、劣等感の塊でした。

今はどうかと言われると、もちろんこんな事は一切ありません。

自分の思考のクセを変えるのは確かに難しくて、時間のかかることだと思うのですが、なぜ
僕が急に人と比較をしなくなったのか?その結果どんな効果が出たのか?について書きたいと思います。

急に思考が変わったのは、環境の変化、つまりは僕の場合は転職がきっかけでした。
前職で一緒に働く人たちが本当に優秀な人が多く、度肝を抜かれました。とにかくロジカルでスマート。MBAは持ってて当たり前の世界です。

そんな世界に紛れ込んでしまったのですから、仕事をしていても、自分だけがスローで、キャッチアップできなくて、最初の1、2週間で他の人と比べて自己嫌悪に陥りました。

不幸中の幸いだったのは、似たような境遇で入社してバリバリ成果を出している方がいた事です。その方に言われたのは、3ヶ月後、6ヶ月後、自分がこの会社でどうなっていたいかは思い描いていた方が良いよという当たり前のアドバイスでした。

裏を返せば、比較すべきは、他人ではなく過去の自分。過去と比較して、自分が成長できたかどうかを測っていく。

この事に気づいて、周りをキョロキョロ見て浮き足立ってた自分が、ようやく落ち着きを取り戻すことができました。

それからは一切人と比較をしなくなり、1週間前と比べて自分は少しでも成長できたのか?という基準を持って仕事に臨みました。

人と比較をしなくなると、その結果どうなるか?余計なことを考えなくなり、自分への成長にフォーカスできるようになります。

つまり、周りの状況が見えなくなるくらい、ゾーンに入って自分の仕事にフォーカスするようになりました。

たったこれだけ?と思うかもしれませんが、
人と比較をしないという原理原則を守れば、人を羨んだり、愚痴をこぼさなくなるし、仕事へのスタンスは変わってきます。

そんな事を言われても、人と比較をしたり、妬んだりしてしまうもの。こんな感情を引き起こさないためには、自分の周りにいる人をポジティブな空気を持つ人で埋め尽くしてしまうことです。

もちろん、常にそんな空気でいる事は最初はしんどいと思いますが、その場合は自己肯定感を高めてくれる人と接する時間を増やすと良いです。

僕は情けないことに、この事に気づくのに大分時間がかかってしまいましたが、自分の思考は時間はかかっても誰でも変えられます。能力やスキルよりも、ベースとなる考え方の方が大事だなあと思う今日この頃でした。

#平日の備忘録 #キャリア #思考のクセ




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