ZOOM演劇だからこそ

オンラインの演劇について語るなら、オンラインの演劇をちゃんと見ないと語れない。

そう思って、観れるものを見るようにしてる。

昨日、二本のオンライン演劇を見た。

時間の関係上、途中同時進行(二窓)で見るという、通常の観劇では絶対にできないであろう観劇方法にもチャレンジしてみた。

まぁまぁ見れた。

その二つの物語は、空気が結構真反対。

片方は軽い笑いの物語。

もう片方は後半結構熱い感動物語。

その二本を見てて思ったのは、オンライン演劇なら軽めの方が、見やすさはあるなというのと。

コメディの方は、時間も30分程度の短いもので、とても楽に見れた。

感動の方は、2時間以上の長編で、しっかりと見せてくれた。

ただ、どうしてもオンラインという性質上(?)画面に変化がない。

内容としては、場面の変化もあるはずなのだが、物理的にあまり場面が変わった感じがしないのだ。

正直、あまり変わらない画面上で、物語としては進んでいるとはいえ、二時間以上そのままやられてしまうと、なかなか厳しいものがあった。

そこの見せ方に工夫は必要なのかなと。

その点、コメディの方は見た目の場面変化はなかったが、ショートストーリーをオムニバスのようにして見せていたので、どちらかというと見やすかった。


なんだかんだ演劇は、劇場に行き、生で観るというところから演劇なのだなと、改めて思った。

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