どうせわかんないし美味しいもの食べよ
弟子屈の方まで足を伸ばし、本日帰宅。
色々と見たり触れたり。
芸術的なものも見たけど、結局はよくわからないし、よくわからないものが芸術なんだと毎回思わされる。
田舎の方は何もない。
いや、何かはあるんだよ。
温泉とか。
それしかない、みたいな。
駅前で時間を潰そうにも何もなく。
仕方なくダラダラと歩いたりして、歩きながら「もう歩きたくない」「なんでベンチの一つも置いてないんだ」「挫折したい」「お店についたら美味しいものを絶対食べる」という独り言を言ったあと、ふと「これ罰ゲームではないんだよ」と笑ってしまった。
予定を組まないと、何をしていいのか、どこにいけばいいのか、はたまた何もすることが無く、行くところもない、そんなことが起きる。
でも実は、そんな八方塞がりの方が笑っちゃうことが多くて。
3時間を潰さないといけないと周りを見て、足湯を見つけたりしてテンションが上がるのだが、すぐに「足湯で3時間は潰せない‥せいぜい30分が限度だ‥」と一瞬で絶望する。
希望を見つけては、現実が見え、絶望。
そんな感じが、実は一番面白くて笑ってしまう。
とりあえず仕事をして、帰って、ご飯食べて、寝る。
そんな毎日を過ごしていれば、そんな絶望に追い詰められないんだけど、そんな毎日なんかより、たまにくだらない絶望感に追い詰められてしまう方が笑ってしまう。
くだらないことすら味わえない現実より、時に何も考えず、バカになった方が笑えることもあるのだよ。
それも芸術なのかもしれないね。