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ルポ ベトナム女性はかわいい

ベトナムの女性は(たぶん男性も)、日本人と比べると自信のある人が多いんだと思う。

それゆえ、Sっ気があって、つんつんしてて、強気で、かわいい。

この「自信からくるかわいさ」は、日本人にはちょっとないものがあると思う。

最近オンラインでベトナム語の授業をマンツーマンで受けているけれど、もう恋してしまいそうである。

どきどきしている。

顔がかわいいってだけでどうかしてしまいそうなのに、なぜかすっごく強気なんだ。

おれがときめいてしまった瞬間を(それはもう、叫びだしそうなくらい)、下記に示す。

ケース①
「あたしね、28歳なんだよね」と先生。「あ、そうなんすね。20くらいかと思ってました。若いですね」とおれ。
「いやいや、18に見えるでしょ?何言っちゃってんのあんた」と先生。
おれはたじたじするしかない。

ケース②
「はい、ベトナム語で〇〇と言ってみて」と先生。
おれが間違えると、先生は
「ん?私が昨日、そんなこと教えたっていうの?」
と喧嘩腰のリアクションをしてくる。
先生はおれのミスに対して基本的にずっとぷんぷんしている。といってもあくまで怒ってるふりをしてるだけだけど。
ほっぺを膨らませて、眉間にしわをよせて、「ねえ、本気で言ってるのそれ」という感じは、日本人女性からはなかなか得られない快感である。
ジョークというか、ふざけてオーバーリアクションしているという感じ。手のひらの上でコロコロされている。

ケース③
「君さ、ノート取らないの?」と先生。「や、いいっすよ、大丈夫っす。あとで先生の資料で復習できるんで」とおれ。
その後、おれがベトナム語を間違えると「ほらね、ノートにメモしてないからでしょ?だからノートとったらって言ってるのに」と先生。
お客さん扱いせずに強くくる感じで、またもおれはたじたじである。
急いでノートとペンを取りに行き先生に見せると、先生は嬉しそうに微笑む。
天使だ。

ところで、先生は、アメとムチを使い分けてくる。

つまり、普段たくさんけなしてくるくせに、あの女王様たちはたまに甘いアメをくれる。

ケース④
「ちょっとさ、あなたがすきです、ってベトナム語で言いなさいよ」と先生に言われ、言う通りにする。
すると、先生は大笑いする。

ケース⑤
「はいじゃあ、宿題出します。次回までに5つ、ベトナム語で質問文を作ってきてね。たとえば、『先生は彼氏がいるんですか?』みたいなのでいいから、あはは」と先生。

ケース⑥
間違えるとぷんぷんしてくるが、正解するとめちゃくちゃ褒めてくれる。満面の笑みで。

ケース⑦
「うちの街にきたら、コーヒー一杯奢ってあげるわ」と先生。
もう、ほんとに行っちゃいますよ、好きになっちゃいますよ、先生!

ということで、自分に自身があるというのはすごく大事なんだと思う。自信があるひとって、とっても、とっても、魅力的だ。

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