確定申告を全く知らない人へ 基礎編
今年で28歳になる私だがきちんと確定申告について勉強たり理解を深める時間を作ったことがなく毎年時期になると、『確定申告 やり方』などと調べては毎年やり方を忘れていたりそもそも申告自体を忘れていたりと酷い有り様なので今回以降はもう調べなくてもいいように調べたことを書き起こしておこうと思う。
この記事は2024年2月24日時点の情報となるので参考にする場合などはご注意願いたい。
納税は国民の義務
納税は国民の義務であり、労働などによって一定額以上の所得がある人は、その金額に応じた所得税を納めなければならない。所得税をはじめとした国の税金は、納税者がみずから税務署へ所得などの申告を行うことで税額が確定し、その確定した税額を納付することになっています。個人に課される税金の1つである住民税は、所得税の確定申告の内容をもとに各自治体によって計算されます。
⇨確定申告とは1年間の所得に対する税金を計算し、納付すること。
確定申告が必要な人
自営業の人
個人事業主、フリーランスの人
公的年金を受け取っている人
不動産収入や株式取引で収入がある人
確定申告が不要な人
会社から年末調整を受けている給与取得者
所得が48万円以下の人(基礎控除を差し引くと所得が0円になるため)
副収入が20万円未満の場合
公的年金の受給額が400万円以下で、かつ源泉徴収を受けている場合
給与所得者でも確定申告が必要になるケース
複数の会社から給与を受けている人
給与の年間収入金額が2,000万円を超える人
給与以外の副収入の所得合計額が200,000円を超える人
源泉徴収されていない外国企業から受け取った退職金がある人
年末調整と確定申告の違い
年末調整とは、給与や賞与から源泉徴収で天引きされた所得税の過不足を調整する手続き。所得税を納めすぎた場合は還付され、不足があれば追加で徴収される。
年末調整の対象は、会社勤めで源泉徴収があり、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している人です。主に、年間を通じて勤務している人、年の途中から年末まで勤務している人が対象で、雇用形態に関わらず、正社員、契約社員のほか、パートやアルバイトも含まれます。会社員の多くは「源泉徴収」により、確定申告をする必要がありません。
源泉徴収とは毎月の給与から税金を差し引いて納税する制度で、会社が社員の代わりに所得税を徴収して納税しているので、確定申告が不要になります。しかし、「1年間に稼ぐお金がどのくらいになるのか」を1円の間違いもなく予測しておくことは困難であり、年度の途中で「正確な税額」を計算できません。源泉徴収はあくまでも仮の納税であるといえます。そのため正しい納税額を年末調整によって算出しているのです。
⇨年末調整とは納める税金を、正しい金額に調整する仕組のこと
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