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「博士の愛した数式」 ふくらPの結婚動画で気になって読んでみた

こんにちはキーです!
今日は「博士の愛した数式」を読み終わったので感想を書いていきます!!

この本を読むに至った経緯が下の動画!

ふくらPが結婚という報告動画!
最近知って好きになったQuizKnock!
QuizKnock知ってましたら動画自体面白いので、是非見ていただきたいです!!

話を戻して、この動画内にて「博士の愛した数式」が第一回本屋大賞受賞作は?という形でクイズで出題され
そういえば本屋大賞の最初の本って読んだことないし、めちゃめちゃ気になる!!!
ということで読み始めました!


優しい物語

この本を読んだ直後に「すごい優しい物語だった」と思いました。

博士は記憶を無くすのに何度でもルートくんに対してとても真摯に向き合い、孫のように接するのは見てて気持ちよかった!!
家政婦さんの恋なのか友愛なのかわからない想いを秘めていくのはとても共感できたし、大切に想う気持ちが数学という絶妙にわからないけど、わかりそうなのもすごく面白く感じた!!

強い説得力


1-1=0が美しいと言われても正直わからないけど、博士がそう思ってて、それを伝えられたらそうなんだと思ってしまう説得力があった。

博士が伝えてくれる数学は多少わかる程度でオイラーのやつとか正直よくわからなかった…けど、それが何より大切な感じは伝わってきた!!!
意味わからないのにそれが伝わってくるというのはすごい体験をした気がしました。

ルートと家政婦の対応

博士が混乱してしまうからと何かあっても二人で約束して、江夏がもういないことは言わないなど対応が優しいなと思いました。

どうせ80分後には忘れてしまうのだから、失敗しても放っておけばまた元通り。と僕だったら思ってしまう。
けど大切にしたいという想いから、博士といる時間を丁寧に扱っている感覚がありました。
どうせ忘れるというよりも、忘れてしまっても今いた時間を覚えておきます。という風に感じられた。
それが純粋に伝わってきてとても心地よかった。とても良かった。

博士という人物


博士の視点で物語を見たい。
どんな景色で何を考えていたのか。
記憶を無くしても、今まで形成してきた確固たる博士の人生があったから、ルートくんをいつでも守るし、大切に思える。
とてもすごいことだと思い、尊敬できると思いました。
日常生活はめちゃめちゃだったけどw

まとめ

とても読後感の良い、素敵な本でした!!!
物語自体も短め(280ページくらい)で、かなり古い本(2003年)ではありますが、もしよければ手にとって読んでみてはいかがでしょうか!!

初代本屋大賞の本を読んだ!という実績が解除された気分にもなれます!w

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