好きな野球選手について語らせてくれ
僕は10歳から野球を続けている。その頃から野球観戦をしていたが、中高生の頃は忙しくてそこまで真剣にプロ野球観戦ができなかった。大学生になると、プロ野球観戦を楽しむ時間をつくることができた。そんな時期に好きになった選手が長野久義(ちょうのひさよし)選手だった。なぜ長野選手のことが好きになったのか理由を上げていきたいなと思う。
きっかけ
僕が大学の部活動で野球をしていたのは2011~2015年頃だ。
そのころのプロ野球は飛ばないボールで統一されて試合が行われていたので、投手有利な時代だった。打率3割を超える打者が全体で数人しか現れないなかで3割以上打って首位打者のタイトルを獲得していたのが長野選手だった。僕自身も右打者でポジションも外野手だったこともあり、自分と重ねる部分が多かった。自然と打撃フォームなどを参考にする生きた教材になっていた。
この打撃練習の動画が大好きすぎて1,000回以上見てたと思う。スイングの軌道が美しすぎてご飯2合ぐらい食べれる。
これを読んでるみなさんも10回ぐらい見てほしい。まじで綺麗だから。絶景を見ている気分になれるからね。
僕はこの動画を見てから長野モデルのバットを2万円ぐらいかけて購入して愛用していた。
好きな選手のバットを無理やり使いこなしていたことは、さすがに行き過ぎた愛だったかもしれない。
プレースタイル
打撃はパンチ力があって打球は低い弾道で超速のライナーで飛ばすスタイルでライト方向にも強い打球を打てる広角打法が持ち味だ。
広角に打てるのは強打者の証なので、僕も練習で何度もライト方向に飛ばすために試行錯誤してた。長野選手はリストの力がめちゃくちゃ強くてそれを生かしたバッティングしてた。そして僕もリストの強さを生かして打っているタイプの選手だったので、かなり参考になった。
また足も速く、強肩なので守備でも輝いている選手だった。実際に守備の名手に贈られるゴールデングラブ賞も受賞したこともある。僕だけではなく、長野選手に憧れていた野球少年は多かったと思う。
誰もから好かれる人間性
僕が長野選手が好きな理由で一番大きいのは長野久義という人間が最高だということだ。長野選手は実力もさることながら、誰からも慕われる明るい性格でチームメイトやファンからも好かれてた選手だ。
僕自身は別に生で会ってファンサービスを受けたわけでもないし、一緒にお酒を飲んだことがあるわけではないけれど、他の選手から聞いたエピソードが周りの人に愛されるキャラクターだなと思ったのだ。簡単に紹介しようと思う。
この記事の逸話部分を引用させてもらうと、
どの世界でも生きていけるぐらい気が遣える男が長野久義なのだ。
この記事には書いていないが、英語とスペイン語が話せるので、自チーム以外の外国人選手との交流も多い。外国人選手との橋渡し役になれる人物って会社員でも貴重な存在だし、気遣いの男ならではの特技だなと思った。
年に一度のオールスターゲームでも、選手間投票で選ばれる事が多い長野選手らしいエピソードだ。
ファンサービスという面ではこの動画を見ると人柄がわかりやすいかもしれない。
どんなときもファンサービスを忘れない精神は本当に素晴らしい。
突然のトレード
長野選手が好きな理由と関係ないような話に聞こえるかもしれないが、トレードで広島カープへ移籍した話も触れなくてはならない。
なぜなら僕は長野選手のファンである一方、巨人ファンでもあるからだ。
2019年シーズンが始まる前の広島カープへのトレードは本当にビックリしたし、巨人ファンをやめようかなと一瞬考えてしまった。(やめずに巨人ファンだけどね)
長野選手は巨人以外の球団に2回ドラフトに指名されて、巨人ではないからと言う理由で指名拒否している。それだけジャイアンツ愛の強い選手でもトレードに出されてしまうのかと思うと悲しくなった。
ただトレードに出さるということは移籍先の球団が長野選手を必要としている。クビになってしまうこととは意味合いが違うので、新天地でも心から頑張ってほしいなと思った。
そしてなにより広島のユニフォームもかなり似合ってるし、ヒゲを生やした長野選手めっちゃかっこいいからな。
本当に何しててもかっこいいな。
いつまでも憧れの選手
長野選手は大げさではなく本当に僕の野球人生の後半ではかなり助けて貰った。行き過ぎた愛で買った長野モデルのバットも僕に馴染んで結果的に公式戦でホームラン打てたし、長野選手がいなければ大学野球ではロクに試合で活躍できなかったと思う。
今年で36歳で選手としてのピークは過ぎてしまったとは思う。それでも僕の中では打撃の教科書になった人物であるし、ずっと憧れの選手ということは揺るぎない。来シーズンも広島カープ、長野久義選手を応援し続ける。
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