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武蔵野市自由講座3回目「伝える力②やってみよう」を開催しました

 社会福祉学科の渡辺裕一です。

 武蔵野市自由講座の第3回「伝える力②やってみよう」ということで、はじまりました。講師は前回に引き続き、本学アントレプレナーシップ学部の池本修悟教授です。今回も、コミュニティ・オーガナイジングに焦点を当て、パブリック・ナラティブについて学びました。

 パブリック・ナラティブとは、「公+ストーリー/語り」を意味する造語だそうです。ストーリーオブセルフ、ストーリーオブアス、ストーリーオブナウの3つから構成されていて、今回は、実際に自分を語るストーリーオブセルフをやってみました。

 モデルの動画等を鑑賞した後、7分間で自分のストーリーを「ストーリーオブセルフ」としてまとめ、グループ内で発表しました。ストーリーを語る時間はなんと2分!ドキドキしながらのストーリーオブセルフの語りの実践です。

ストーリーオブセルフ作り!皆さん真剣に「私のストーリー」と向き合っています

 語った後は、グループの他のメンバーから3分間のフィードバック、前回のコーチングの学びが役に立ちます。

ストーリーオブセルフの実践!聞いている人たちもストーリーにしっかり向き合っています
最後のコメントも学びに前向きです

 最後のコメントでは、「ストーリーオブセルフを語ることで、話に重みをもたせることができた」、「経験の中でも成功体験の大事さ、自分自身が持っている価値観にも気づくきっかけになった」、「自分の困難を思い返す時間も大変だったが楽しくやれた」、「語り手の価値観がストーリーを通してとてもよく伝わってきた」、「語り手に共感することができた」、「コーチングにも取り組んでみたが難しかった」、「みんなにストーリーがあると思えた」、「短い時間で考えて発表してフィードバックを得る中でしっかり人の話を聞くという経験ができた」などのお話が聞かれました。 

 前回学んだコーチングや、今回学んだパブリック・ナラティブはコミュニティ・オーガナインジグを構成する一部であり、まだまだたくさんの要素があります。コミュニティ・オーガナイジングについては書籍やまんがでも学ぶことが可能ですし、全体像を学ぶことができるワークショップも開催されています。


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