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長野県栄村で学内学会のボランティア活動に行ってきました

こんにちは。社会福祉学科教員の櫻井です。

今回は、8月29日~30日に実施した学内学会の「栄村ボランティア」の様子をご紹介します。

2011年3月に発生した東日本大震災の翌日、長野県内でも大地震が発生し甚大な被害を及ぼしました。武蔵野大学の社会福祉学科の学内学会(以下、学内学会)では、本学卒業生の山路知恵さんの絵手紙美術館が栄村にあるというご縁から、毎年、栄村社会福祉協議会の方々の協力をいただきボランティア活動を通じて交流を図っています。

震災当初は、復興作業、子育てのサポート、お祭りのお手伝いなどの活動を中心に実施していましたが、近年はコロナ禍による活動制限のためオンラインでの交流や暑中見舞いや寒中見舞いなどの活動に限られていました。

今回は、久々に1年生、2年生の学生スタッフ11名と教員の渡辺裕一、櫻井の総勢13人で栄村に行ってきました。初日は、デイサービスセンターの利用者の方々と漢字クイズや折り紙での創作活動を通じた交流を行いました。漢字クイズは昨年のオンラインでの交流でも好評でしたが、今年は、対面での実施により、学生と利用者さんが一体感を持って盛り上がり、折り紙の創作でもスイカやヒマワリを作りながら、ざっくばらんな懇談を通して親交を深めることができました。

デイサービスセンターでの漢字クイズ大会の様子
折り紙での創作活動の作品

2日目は、山路さんの絵手紙美術館を見学しました。あいにく、絵心のあるメンバーがそろわなかったため、会心の作品を創作することはできませんでしたが、絵手紙を通した交流、素朴な味わいの絵や添えられたコメントを読みながら、それぞれの絵手紙が創作された状況に思いを寄せることができました。

今年度は1泊2日という短い滞在による交流でしたが、栄村の方々と学生とのつながりの継続するように、少しずつでも以前のような滞在型のプログラムの実施の可能性を考え、企画を進めることができたらと思いました。

山路さんの絵手紙美術館の見学に行ってきました

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