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仕事とわたし~咲けないなら、咲く場所をつくるまで~

このnoteは6期ビジネスコミュニティとSHEメイトさんを繋ぐ特別企画。8/22~9/4までは「仕事とわたし」をお題に、私たちビジポジとSHEメイトさんで想いをシェアしていきたいと思います。今後も様々なお題を展開予定なのでお気軽に投稿ください。投稿方法などの詳細はSlack 03_ビジネスコミュニティチャンネルへ。


SHElikes 6期ビジネスコミュニティサポ隊もえちんです。
はじめましての方も多いかもしれないので少し自己紹介から↓

大学で看護学専攻後、外資系航空会社の総合職として勤務。旅客の収益管理や貨物の営業を行う。現在2歳の双子と0歳の末っ子の3児のママで育休中。
副業ではSEOライターやSHE株式会社でキャリアプランナーをしている。
コーヒーと旅が好きで、現在カフェ開業準備中。

ぜひみなさんの仕事観や、仕事への想いを #ビジポジnote のタグをつけて書いてみてくださいね



「絶対ここで出世してやる。結婚しても、子どもを産んでも定年まで働き続けてやるんだから。」

そんなゴリラのような気迫とともに新卒で入社した5年前。

あの頃には全く想像つかないキャリアチェンジを起こそうとしている私がいる。

私はこれから自分の事業を作るんだ。

それが仕事とわたしの結論だ。
今のところは。

昇進しても私の夢は叶わない

最初は自分の上司がキラキラして見えた。

「何十年も働けばたくさんのことができるようになるんだろうな。」
そんな期待に満ちた気持ちは早くも崩れ去った

先輩がどんどん普通の人に見えてきて、

今までキャリアを積んできたことを自慢げに語る上司も、
実はそれほどすごくないことがわかってきた。

ロールモデルがいない

私は何のためにここで働いてるんだろう

今から30年、どれだけ頑張ったとしても

この上司と同じところまでしかいけないと、天井が見えている感覚になった。

どこまで行っても私は働きアリにしかなれない

妊娠出産で揺れる仕事観

私の仕事観を揺さぶったきっかけは妊娠、出産だった。

初めてのキャリアブレイクを経て、仕事がある環境って案外恵まれているんだと感じた。

働きアリでも、誰かの役には立っているし
求めてくれる人だっている。

その場所に私の居場所があるということは
子育てで孤独を感じた後の私にはうれしかった。

一方で、ここでずっと働くという考えは難しいのではないかとも考えるようになった。

フルタイムで、家事と育児に追われる生活が本当に幸せなのか?

そんな疑問が浮かぶようになった。

コロナで変わった仕事観

復帰予定だった2021年4月、まさかの連絡を受けることになった。

元の部署に戻れない

保育園の入園式の日にこんな連絡を受けるなんて。
復帰の部署がコロナで影響を受けていることが理由だった。
理由はわかる。客のいなくなった航空会社が大打撃を受けていることは理解している。

けれど、もう少し早く教えてもらうとか、
少なくとも4/1はなくない?エイプリルフールかと思っちゃったよ。


片道2時間半以上かかる部署になら異動できる

そんな選択肢を突き付けられて黙って従うわけにはいかなかった。

往復5時間かけて6時間の時短勤務をしろというのか。

ここで私の中での会社への御恩のようなものが薄れてしまったのは言うまでもない。
ピンチのときに、どんな対応をするかで社員の会社に対する考えは大きく変わる。

ふつふつと湧いてきた私の怒りのような気持ちは収まってはくれなかった。

キャリアは変化してもいい

昔から、何かを辞めるのが苦手な私。

このときはさすがに転職活動もした。

2社内定をいただいたのだけれど、
辞めるのがこわい」私は
結局社内で騒いで勝ち取るかのように調整してもらった部署に入った。
もちろん、納得いかなければ辞めてやるという気持ちで静かに騒いだ

キャリアに変化を起こすって勇気がいるのだ。

でもこのときにはっきりした。
キャリアは今後変化してもいい

自分がそのときに納得できる働き方をしてもいい
そう思うようになった。

勉強と副業を始めたら強くなった

元々、「復職したら休業の影響で勤務日数が少なくなるよ。」と
元の部署の上司からも聞いていたので、
私は自分のスキルを増やすためにもライターを始めることにしていた。

ほぼ同時期にSHEでの受講も始め、SHEの中でも業務委託のお仕事をし始めた。

そして蓋を開けてみれば週5日のフルタイム勤務に副業と勉強、加えて双子の子育て

今思えばかなり無理もしていたと思う。
でも、新しい仕事ができることは魅力的で、忙しいながらワクワクだった。

この忙しく楽しい生活のおかげでマインドも体力的にもかなりタフになった。

12月に職場の空気に耐え切れず、適応障害で再びキャリアブレイクをすることになったけれど、タフになった心と身体は健在なのだ。

だから新しいことにもどんどんチャレンジしている。
辞める覚悟ができたから前に進もうと思えるのだとも思う。

そんな職場ならやめちゃえば?

ずっと、置かれた場所に咲かないといけないと思ってたけれど
私が咲ける場所じゃないと思ったら、咲ける場所を作ればいいと思うようになった。

もちろん、この場所を私が変えてやろうかと思ったこともある。

自分の親よりも年上の先輩に、「会社を変えていくあなたみたいな人が必要」と言われたこともある。
無責任だと思った。

数年前の私なら、求められるままに応えてしまうだろうけど、
昔の私はもういない。

私は、私の貴重な20代、30代の数年間を少しも無駄にしたくないのだ。
私は、これからみんなのために、そして私のために、私にしかできない仕事をする。

だから、さようなら。


そういえば

書いていて思い出したことがある。

入社してすぐの研修期間1日目、ランチに出かけたときに通りかかったカフェがあった。

そのとき私、つい口走っちゃった。
将来こんなカフェ開きたいんですよね。

周りの先輩がギョッとしていたのを覚えている。

心の奥底から出てきたその夢、今から叶えに行くよ。


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