自己啓発とは・・・?

流れるように社会人生活が過ぎていく今日この頃。いつの間にか3年目が終わろうとしている。

この3年が早いのか遅いのか、成長したのか何だったのかは今回は置いておく。

ポンコツ社会人になると仕事の中で一丁前に悩みなんかが出来る。
多分大先輩からすると取るに足らないことなのだろうが、それに悶々と悩んだりする。
そんな時に買ってしまうのが、そう「自己啓発本」

本屋のビジネス書コーナーにいくとその多さに圧倒される。
そこから自分の今の状況に合った本を選びレジに持って行く。

お会計をする。
商品を受け取る。

僕の自己啓発本による仕事のお悩み解決はここで8割完了している。

どういうことやねん

一言で言うと「自己啓発本を買った状況に大きな満足感を得てしまう」のだ。
決して買ったものを読まない訳では無い。満足感を得ながら内容を読むと、意外と自分に合っていなかったり、著者の提言することに対して「そうは言ってもさ〜」なんて言い訳じみた反抗をすることがしばしば。
結局自身にとっての銀の弾丸にならず、二度と読み返しもしない。意識高い系の本棚を構成する肥やしになって行く。

買った時点での満足度が8割に達するのは、この本は自分の悩みを解決してくれる大いなる書物だと信じ切っているからだ。この時の期待感はもうすごい。
ティザーの動画がめっちゃ面白い映画をYouTubeで見つけた時に似ている感覚かもしれない。

凡人が故のアレ

買った時点での満足度8割、読後の満足度8割3分。読後の満足度が伸びない理由は僕の凡人が故の卑屈である。
先に言っておくが、著者および出版社の方は誰も悪く無い。
悪いのは僕である。
自己啓発本の著者は大体何かで成功している。その成功のTipsだったり心構えだったりを本にして売っている。
そんな成功しているの言葉のシャワーを超凡人の僕が浴びるとどうなるか・・・。

「溶ける」

そう、溶けてしまうのである(適当)。
世の中成功している人の本を読んで、それを自分に落とし込んで成果を出せる人間だけでは無いのである。もしそんな人だらけなら、ジョブズが街に溢れるはずだ。(暴論)
もっと言えば自己啓発本なんてジャンルが消滅する。

凡人は成功者のようになりたいと思いながら、どこかでブレーキをかけてしまうのだと思う。
だから成功者のメソッドを取り入れたくて自己啓発本を買う。そしてこれは違うとか、まだ自分の答えは見つからないと言いながら別のメソッドを探す・・・。
だからあんなにたくさん自己啓発本ってあるんだろうなぁ。
僕みたいな凡人、世の中にたくさんいるんじゃないだろうか。

せめてアウトプットはしようと思う

そんな僕のあるあるなのだが、読んだ本の内容を覚えていない。
これは全てのジャンルに当てはまるだが、本当にすぐに忘れる。
読んだ時は内容を理解するのだが、あっという間に流れて行くのである。だから本を読んだらアウトプット、書評でも書こうかなと言う訳でnoteを初めて見たのである。
自己啓発本も読んだ後で素直な感想を書くことで何か気づきがあるかもしれない。と言うのは建前で本棚の肥やしになる前の供養の意味が強い。

最後に

ちなみに僕の家には本棚はない。全てベッドの下に収納している。

終わり



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