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好きな色はなに?

「好きな色」と一口に言われても困ってしまう。それぞれの場面、場合に合わせて好きな色も多種多様だと思うからだ。ちなみに今、「いちばん好きな色は?」と聞かれたらとりあえず硬直だ。

子供の頃からずっと触れられないところにある好きな色はベビーピンク。パステルの、薄い色の。桜色とも呼べるかもしれない。小学生の高学年の時、母が雑に「何でもいいから買いなさいよ」とレジ前で言うので、ちょっといいなぁと思っていた薄ピンクの吊りスカートを買った。布が薄目でふわっとしたやつ。山の中の学校に履いていくにはあまりに適さなくて、何度も履かなかったけれど今でも恐らくいちばんの思い出の服だ。

それから水色。さっぱりしていて爽やかだ。水色に関わらず青ベースの色というのは落ち着いているのでつい手に取りがち。わたしのワードローブは白、灰色、紺でできている。合わせるために薄いブルーの麻のシャツや、ストライプのロングシャツ、それからボーダーワンピにいたっては5枚以上持っている! 青はキレイだけど、どこかさみしい色だ。

紫。赤でもなく青でもない。その中和した色が紫だと聞いた。ある時、猛烈に紫にハマって、紫色のバッグを持っていたらさすがに評判が悪かった。ちなみにわたしはお高いブランド物は持たない主義なので、カバンの大半はROOTOTE。カンガルーの、知る人ぞ知る。新作が出るとすぐ欲しくなる。それでその紫色のバッグもROOTOTEで、ドンキである日見つけた。ドクターズバッグみたいな作りなんだけど、口の部分がダメになってしまいお蔵入り。

そして、紫と言えばこのスマホ! オタクっぽく言えば初号機カラーだ。スマホの色って悩みますか? わたしは家電が好きなので、わりとシンプルなものが好きです。白とか黒、シルバーとか。(ところが黒はダメなんです。カバンの中で絶対、迷子になる)新しいのはピンクゴールドなんですけども、古い方は白と黒と赤があった気がするんだけども、断然紫で。アドレナリン上がりました! なので流行っていた手帳型カバーはガン無視。透明なのつけてます。わたしは画面割れしたことないので(実はスマホは発売した初期の頃から使っているのですが)、画面はフィルムだけです。

時計の文字盤。今、腕時計の調子がおかしくてピンチなんですけど、使っているのは薄いメタリックのピンクの文字盤。実はメンズライクな時計が欲しくて、文字盤は黒か紺希望だったんですけど、夫に「女子はピンク」と決められました。お金出してもらったので何も言えず……。似合いませんかねぇ、紺の文字盤。こう、手首にきゅっとアクセントになると思うんですけど。

話は戻って、紺ですが、黒だと身長が低いので重すぎちゃうんですよ。なのでバランスを考えると白、紺、灰色。さっきも書いた通りボーダーよく着るんですけど、この前、セールで軽い紺のハーフコート買ったら、裏地がボーダーで……。ボーダの上にボーダーは重ねられず、いまだ未着用です。えーっと、わたしの書いた小説『青い鳥』のヒロイン珠里のワードローブ、わたしのものも同じ色合いです。珠里はわたしの半身のようなところがあるので。

服装の点から言えば、最近アースカラーが。今頃(笑)。一昨年、カーキのマウンテンパーカーもどきを買いました。もどきと言うのは、むかし、山に登ってたので本物のマウンテンパーカーとオシャレ用は違うという意味で。あと、ショートジャケットもキャメルのものを1枚。これが意外に重宝して助かっております。ベージュ系の色って絶対的に似合わないと思ってたんですけど、着方によってはそんなことなかったようです。

話は大きく逸れてファッションの話になりましたけど、やはり好きな色は身につけていたいのかもしれません。もちろん、好きな色でも似合わない色ってあると思うんですけど、小物に使ったりね。わたしも小物はピンクが多いかな? 歯ブラシとか、そういうの。好きな色が近くにあるとほっとするし、うれしいですよね。

皆さんの周りにはどんな色が多いでしょうか? わたしみたいにファッション地味目でも性格のきつい人間もいますし……。お気をつけを(笑)。

今日の暇つぶしにはこの作品を。去年のカクヨムコンより前の作品なので、めちゃくちゃなんですが、今のわたしの作風はこの辺から来たのかなという感じ。宇多田ヒカルさんの『はつ恋』という曲を聴いて、これは書かねばと思って書いた作品です。元教師の女性と高校生の男の子の危ういバランスを書けていたらいいのですが。恥ずかしくてわたしは読みません! 色はちなみに『薄紫』です。調和と言うよりは情念の色かなぁ。

読み返してみたら、文頭と文末で語尾が違いますね。お許しを。

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