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通訳案内士が地域観光インバウンド対応「講師」に

 国土交通省観光庁が、「全国通訳案内士」を「講師」とする募集が始まった。

 語学の国家資格である「全国通訳案内士」向けに、地域の観光人材インバウンド対応能力強化に向けた研修の「講師」として活躍する機会を用意してくださったのだ。

 目的は、地域の観光人材のインバウンド対応能力を強化させ、地域へのインバウンド誘客・長期滞在・消費拡大を図るため、語学力だけでなくコミュニケーション・ホスピタリティ・接客能力に優れた全国通訳案内士を講師として派遣し、地方自治体、DMO、宿泊事業者等地域の観光人材を抱える組織を対象とする研修実施とある。

 今回の募集は英語オンリーだが、申込は9月30日まで、ホームページ・郵送での受付となる。募集定員は1,000人とし、最終的には600名の講師認定を目指す。

 研修は、まず指導員が50名育成され、その後、定員1,000人を対象に、10月末から11月末で、講師の養成講習会が行われる。その後、モデル研修会が12月に10都市で開催され、1会場に講師2名の派遣となる。

 事前審査もあるようだが、全国通訳案内士を専業としていた方であれば、ほぼほぼ通る内容だろう。

 このような機会を創設していただき、全国通訳案内士のひとりとして、大変有難く感謝する。

 

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