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スキル・キャリア向上を目指して入社したケアマネのリーダーに、今の本音を聞いてみた

■氏名:濱西大輔
■役職:musubi Group 介護事業本部 
    ホーム事業部 居宅介護支援事業所musubi
    リーダー
(経歴)
■経歴:2023年1月1日 居宅介護支援事業所musubiにリーダーとして入社


-musubiにはもともと御祖父様が入居していらっしゃったのですね。

そうです、祖父は最期まで住宅型有料老人ホームmusubiで過ごしました。もともとは私が地域包括支援センターで勤務していた頃にmusubiの広報誌が届いて、食事や看取りに力を入れているということを知ったのがきっかけです。それから少し経って、祖父が鴻池のあたりのホームへの入居を考えるようになったとき、「musubiは感じの良い施設だったな」と思い出して入居を決めました。musubiのケアマネージャーと何度かやり取りしたこともあったので、居宅支援事業所があることはある程度は知っていましたが、そのときはmusubiに転職するなんて想像していませんでした。musubiを知ってから転職までは4年ほど期間が空いています。

-転職を考えるようになったのはなぜですか?
自分の中でスキルアップや待遇改善をしたいという想いが強くなったからです。musubiのように、担当件数など頑張りに応じて手当が支給されるような事業所というのはまだまだ少ないと思います。

-どのようにしてmusubiの募集を知りましたか?

Indeedでたまたま見つけました!求人票を見て、調整手当やケアマイスター手当、資格手当など頑張りに応じて様々な手当が付くことにも魅力に感じ、応募しました。以前祖父がお世話になったホームでもあり、実際に来たこともあってホームの感じも分かっていたということもあります。面接で条件面も含めて具体的に説明をしていただき、入社を決めました。

-「頑張りに応じた手当」の支給について、入社されてみていかがですか?

手当についてギャップを感じていることは特にありません。調整手当も、担当件数に応じて5,000~30,000円/月が支給されます。ケアマイスターは今ちょうど試験を受けています。「合格したら5,000円~25,000円の手当が支給される」という明確なシステムなので分かりやすいですよね。給与を上げたいからケアマイスター制度を受けるというスタッフも多いと思いますが、スタートはそういった動機でも良いと思います。受かるために勉強をすることで、結果的にスキルアップに繋がると思うので。実際に試験を受けると、「もっと復習しておけば絶対に解けたのに」と後悔する瞬間もたくさんありますが(笑)
特に、シルバーの実技試験を受けたときは勉強になったなと思いましたね。ケアマネは現場のケアにはなかなか入らないので、どのようなところを意識してケアに入るべきか細かい部分は復習が必要だったなと思いました。実技試験中は久しぶりに嫌な汗をかきました(笑)現場の介護士を見て、細かいケアの大変さは常々感じてはいますが、今回改めて痛感しました。
今後もスキルアップや資格取得を進めていきたいという思いはあります。今年の4月から主任介護支援専門員の受講ができる予定なので、秋頃には取得できる見込みです。主任介護支援専門員の取得で20,000円/月の手当がつくので、待遇アップとしては大きいですね。

-リーダーに就任されて印象に残っていることはありますか?

他ケアマネの皆さんの人柄や理解に助けられたことですね。musubiのケアマネとして所属されている方は、私よりケアマネ歴が長い方がほとんどなんです。私は介護士としてデイサービスで7年、居宅介護支援事業所でケアマネとして4年勤務していて、兼務で地域包括支援センターも3年ほどいましたが、皆さんの方がもっと経験豊富です。
そのようなメンバーの中にポーンと私がきて、「今後このようにしていきます」と言えば、反発が起きるのが普通だと思うんです。きっと最初は皆さんも「えー?」と思った部分もあると思います。でも、私が考える居宅事業所にしていくために協力してくださったので、皆さんのおかげでスムーズにいったと思います。

-濱西さんが考える居宅事業所とは?
加算の要件に則ったうえで、それぞれが抱えてるケースを共有・検討・相談できる場があることです。ケアマネの業務自体は割と自分でスケジュールを調整して自分のペースで進められるはずです。しかし、ケースを抱え込んだり、自分の中で悩みが蓄積してしまうと、とてもしんどい仕事になってしまうと思っています。だからこそ、皆で意見を出し合って共有できる体制にしておきたいと考えています。

-メンバーの皆さんに対して心がけていることはありますか?
ケアマネ個人の支援内容や方針は、その方々のスキルや積み重ねによって異なる部分も大きいので、問題が無ければできる限り口出ししないようにしています。きっちり業務をされる方々なので、そこに対して私から指導をするというのは特に必要ないと思っています。なので、私が変えてきたのは居宅としての中身の部分ややり方です。例えば会議のやり方、利用者様のケースの情報を皆で共有するやり方、研修のやり方などです。
あとは、できる限り定時に帰ってもらうことも大切にしています。体調を崩さず、抱え込みをせず、気持ちよく働いてもらいたいですね。皆さんには「いざというときに100%の力を出せるぐらいの余裕をつくっておいてほしい」と伝えています。

左:濱西 右:ケアマネ未経験からスタートした佐藤

-居宅介護支援事業所musubiの魅力を教えてください

利用者様に対して「良くしてあげたい」「その方のことを尊重したい」という気持ちを強く持っていることです。利用者様のために動くという現場の空気感があるのはすごく良いと思います。私がここに入社して、メンバーの皆さんから刺激を受けた部分でもあります。
また、musubi全体に言えることですが、社内SNSの"TUNAG"で、ホーム・在宅・クリニック・看護といった各部門の垣根を越えて、スピーディーに情報共有ができるのは良いと思います。面識のないスタッフに対しても、チャットや電話ですぐに連絡ができるというのはなかなか無いので、ありがたい部分だと感じています。

-居宅介護支援事業所musubiでは、ケアマネ未経験の方も活躍できますか?

ケアマネの経験が無くても全く問題ないです。もちろんご経験のある方も大歓迎ではありますが、大切なのは気持ちかなと思います。ケアマネの仕事は「経験があるか・ないか」ではなく「知っているか、知らないか」で変わってくると考えているからです。担当の利用者様にとって必要な情報、例えば「事業所や制度を知っているか」「インフォーマルのサービス・社会資源を知っているか」といったことです。それに、保険者が変われば色々変わるので、八尾市でケアマネをしていた方が東大阪市に移った場合も、また1から色々なことを知っていく必要があります。未経験からスタートしても、利用者様のために色々な情報を集めることができれば、活躍できると思います。

-どのうような気持ちを持っている方と働きたいですか?
「利用者様のために自己決定や自己選択を守って支援をしたい」という気持ちをお持ちの方が良いと思っています。そのような気持ちがある方であれば、誰でも大歓迎です。そのうえで、悩みを抱え込まずに共有して、他のケアマネからの相談も聞けるような、musubiの居宅が目指すところに共感していただければ、ぜひ一緒に働きたいと思います。


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