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The Geat British Bake Offを気がつけば夢中になって見てしまった

 暇さえあればブリティッシュ・ベイクオフを見ている。見られない時は聞いている。今も私の横で審査員ポールのコメントが流れている。
ちなみに私は審査員メアリー・ベリーと司会進行のスー&メルが出演するシーズン7までのみ見る予定であり、今二回目のターンに入ってシーズン3の本編が終わったところだ。
取り憑かれたように流しているので子どもがなぜそんなにずっと見ているのか聞いてきたほど。自分でもはっきりとは分からないけれど、おそらく以下が動機と思われる。

・使用言語が英語であること
・何かを創作する内容であること
・コンテストであること


英語を聞いている間はほどよく日常を忘れられるので気分転換になり、何となく英語のリスニング力が鍛えられる。何かを学ぶ際に必要なことは反復ではないか。


私は量が食べられないタイプの食いしん坊かとこの番組を見ていて感じる。
アレルギーもあるので食べられない食材を使った料理も出てくるが、ほとんどの料理は非常においしそうなのでケーキ屋やパン屋に行きたくなる。そしてほんの少しだけ私もベイキングしてみようかな、と思わなくもない。
しかし料理だろうが芸術作品であろうが何かを創り出すことは上手い下手関係なく良い行いだと思える。もちろん人類にとって脅威である何かを創り出されたらそれは歓迎できないのだが、何かを創ることそのものにはどうしても良いイメージを持ってしまう。


実は勝ち負けや順位を決める何かは苦手なのでコンテストそのものはあまり好きではないはずなのだが、私はその場で生まれるドラマが好きなのであった。勝ち進むほどに力をつけ自信を持ち、やがては自身が納得する結果を勝ち取った時の感動といったら涙なくして見られない。ただただ感動する。

 毎シーズン登場する参加者たちを見るのもとても楽しい。「あれ、私って人が好きなのかしら?」と思う瞬間。
 食文化の違いや料理が生まれた歴史を見るのも楽しい。見知らぬ料理やなじみのない食材も登場するがそれは私があまりにも無知なだけであり食通の人ならば特に驚きや発見はないのかもしれない。そんな私が今一番食べてみたい番組内で覚えた一品はレモンカード。

 それから審査員のメアリーがキュートすぎる。シーズン1からどんどん見た目が華やかになってゆくのは気のせいだろうか。歳を重ねると自然と身につけるものは地味なものを選びがちだけれど、ぜひピンクやイエロー、水色に挑戦すべきだと彼女を見ていて実感する。

番外編や審査員のポールとメアリーが作り方を披露する回も楽しい。私でも作れるのではないかと錯覚してしまう。

Mel and Sue こと、スー・パーキンスとメル・ギェドロイツの多才さは語るまでもない。立派に司会進行を務めつつ、時には気持ちの浮き沈みが激しい参加者を励まし手を取って支える。どこまでつまみ食いをしていたか真偽のほどは定かではないが、食べているシーンはたくさんある。スーがその肘で出来上がった生地を潰してしまう回もある。悪気なくやってしまった感がすごいので、あれは意図せず本当に起こったことだろう。

各シーズンごとのお気に入りの出演者まで書くのは控えて、このへんで終わりにするが、なぜシーズン7までしか見ないのかそれはシーズン8からの審査員と司会者に失礼ではないかと思われるかもしれないが、利用しているサービスで7までしか配信していないから、ということにしておく。

何となく元気がもらえて英会話の参考にもなるブリティッシュベイクオフ、まさか夢中になってしまうとは。アレルギーは仕方ないとして、食わず嫌いはいけませんね。


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