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やはり先ずは第一歌集からいこう

昨日の話の続きである。

岡井隆、やはり先ずは第一歌集からいってみよう……ということで、今日は泥書房まで足を伸ばして、現代短歌社が出している第一歌集文庫シリーズの中から、岡井隆の『歌集 斉唱』を購入してきた。

そして、泥書房の方との雑談の時に、「岡井隆の全貌がみえない……」という話をしたら、岡井隆の追悼特集を組んだ「現代短歌」2021年3月号をすすめてもらい、こちらも合わせて購入。

岡井隆の短歌が自分の何かにはまるかどうかはまだわからないけれども、先ずは読み進めてみようと思う。

1首目から美しかった。

灰黄(かいこう)の枝をひろぐる林みゆ亡びんとする愛恋ひとつ

岡井隆「二つの世界」より(『歌集 斉唱』収録)

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