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ピランデッロ!ピランデッロじゃないか!

と、思わず古本市の本棚の前で口走ったとか口走っていないとか……

今日は夕方から「下鴨納涼古本まつり」へ行き、そのあと京都丸善ジュンク堂で開催されている「丸善へんちなんまへーん」へ。

前者の方は、終わりかけだった上に暑すぎて本棚をよく見る集中力もなく、あまり収穫はなし(カバーが欠落しているなど、あまり状態のよくない岡井隆『親和力』だけ購入)。

下鴨納涼古本まつり……大好きなイベントだけど、ちっとも納涼じゃない!

今日は後者の方が当たりの日。特に、福武文庫でかつて出版されていた、ピランデッロの『生きていたパスカル』は、(先日ついにみつけたコルタサルの『石蹴り遊び』と並んで)ここ数年ずっと探していた本だったので、ちょっと声が出た。

ピランデッロ『生きていたパスカル』

ルイジ・ピランデッロは、20世紀イタリア文学の作家の中でもよく知られた人物。ただ、世間的には戯曲の方が有名だろう。『作者を探す六人の登場人物』は、手塚治虫の『七色いんこ』でも題材に使われている。

で、そのピランデッロ、小説も面白いものが多い……といっても、私がこれまでに読めていたのは、光文社古典文庫から出ている『月を見つけたチャウラ~ピランデッロ短篇集~』のみ。それぐらいしか(現時点では)出ていないのだ。

というわけでぜひ読んでみたかった、ピランデッロの長篇『生きていたパスカル』。定価700円の倍以上の値段が付いていたけれども、状態も良かったしこれはもう仕方なし。今年の夏、読む本がまた増えた。

他には、川野里子『幻想の重量』と鈴木美紀子『風のアンダースタディ』を購入

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