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土曜日は葉ね文庫へ

昨日の土曜は、中崎町の葉ね文庫へ。一番のお目当ては、『エモーショナルきりん大全』の作者の上篠翔さんのサイン会。前日までに歌集を読み終えておく(私にしては珍しい)準備の良さ!

‥‥なのに、肝心の出発が遅れてしまい、夕方からの向かうことになってしまったのは不覚。次のご予定があるから18時までしか葉ね文庫にいられないと聞いていたので、路線検索アプリが到着予定時刻を17時30分過ぎと表示した時は流石に焦る。

なんとか、18時前には到着し、サインを書いていただく。ボルヘスをはじめとした幻想文学がお好きである、という話が少しできたので、ぜひいつかの機会にお話しさせてもらいたいな、と思う。

上篠翔さんのサインは可愛い

葉ね文庫では、いつも多くの魅力的な方々と歌集に出会ってしまう。貴重な話の数々に時間は忘れるし、加えて財布も軽くなる。今回は、古本よりも新刊を多く購入したために、葉ね文庫の電卓が表示した総額に思わず少したじろいだりもして。

浜田康敬『望郷篇以後』がかなり気になる

(もともとこの日は、toron*『イマジナシオン』と上坂あゆ美『老人ホームで死ぬほどモテたい』を購入する予定だったけれども、入手の難易度を考えて、泣く泣く後日に回すことに……)

所用で22時30分には帰宅しなければいけなかったので、少し慌てて葉ね文庫をあとにして……と言いつつ、梅田駅に着く前に梅田のジュンク堂に立ち寄り、土曜日に発売の、ディーノ・ブッツァーティ『動物奇譚集』を購入する。

帰路の電車の中では、その『動物奇譚集』を読む。たまらん。やはりブッツァーティはたまらん。

表紙の絵(ブッツァーティの手によるもの)の犬からしてもう不穏

昨日はそんな土曜日でした。

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