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S45CとS50Cの違いって?

むさこです!
今日は「S45CとS50C」の違いについてです。

S45CとS50Cはどちらも製造業の世界では
「鉄」といえば「SS400かこれ」というくらい一般的な材料です。

SS400の場合、400という数字は引張強度を示していますが
S45CとS50Cの場合は、数字は炭素量を表しています。
材料は表記が色々あって難しいですね。

さて、本題のS45CとS50Cの違いについて
定義的な意味としての答えは前述したように
「炭素の量」の違いですが
実はもう一つ違いがあります。それは…

S45Cは丸棒で流通していることが多く
S50Cは角材で流通していることが多い

のです!
丸い形か、四角い形か
旋盤か、フライスかみたいな感じですね~

丸物でS50Cの指定がされたり
四角い物でS45Cの指定されたりすると
材料の仕入れで困る時があります。

炭素量にそこまでこだわらない時は「相当材可」
どうしてもS50Cじゃないとだめな時は「相当材不可」
と図面に書くとやり取りがスムーズになるかもです!


製造業でなくても
「ここはマスト条件なのか」ということを明記すると
お互いに取引がスマートにできるかもですね!

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