あたしとお母さんは、お姉ちゃんの友達の薦めで母子生活支援施設というところにお世話になることになった。
「友達に保育の勉強してる子がいてね。」
お母さんは施設に入所する時、いろんなことを施設の人と話しているみたいだった。
お姉ちゃんはあたしに“仕事”の事を細かくきいてきた。
LINEに連絡が来て派遣されて、すること。報酬の5割を収入としてもらえて、もう半分は店長のスズカさんと副店長のナイトウさんのものになること。
お姉ちゃんは母子生活支援施設の人とも相談して、あたしの仕事のことを警察に相談しようとしている。
#小説
#家族
#小学生
#女子高生