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入賞作品 GEZAN 『狂(KLUE)』店員コメント紹介

ミュージックソムリエ協会が運営している、CDショップ大賞。
3月23日に発表された、第13回CDショップ大賞2021は、大賞≪赤≫は米津玄師さん、大賞≪青≫は藤井 風さんに決定しました。

全国のCDショップ店員の投票のみで選出される賞である CDショップ大賞では、投票と共に、店員から作品に対する熱いメッセージが寄せられます。
noteでは、大賞受賞作品だけではなく、入賞アーティストや各部門を受賞したアーティストと作品について紹介していきます。

ここからは、入賞作品のおススメコメントを、アーティストの50音順にご紹介していきます。

GEZAN 『狂(KLUE)』

▼通常盤 一度見ると忘れられないインパクト大のジャケット

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店員のコメントです。

前篇BPM100で縛られた2020年版のトライバルなピンク・フロイドの狂気とも呼ぶべき神殺しのレベル・ミュージック。 音楽の根源である「儀式・祭り」を思わせるビートに息を飲む。 何と言ってもその歌詞。LOVEもHATEも含んだ全てのメッセージが突き刺さります。
TOWER RECORDS 札幌ピヴォ店 添田岳

呪術的なリズムに声。ぐるぐる目が回って体も回りはじめる時間が流れて最高です。日本のロックを聴かなくなってた大人にもおすすめです。
HMV&BOOKS SPOT 伊丹空港空港 柴田健太郎

再生ボタンを押せば、生命体のようなGEZAN独特のサウンドとメッセージが耳を鷲掴みにする。現在の混沌とした状況を切り取ったような言葉が幾つも楽曲にぶつけられており、現代の日本を生きる我々が聴くべき作品。
コーチャンフォー北見店 安藤雄大

▼鮮明な赤も印象的な盤面

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今年一番聴いたアルバムだと思います。特に「東京」はこの先何十年も聴きたいと思い続けていけるほどの力があると思います。
ディスクユニオン 北浦和店 増田優作

いつ喉が楽器が壊れてもいいような攻撃的なノイズ音とボーカルなのに 涙が出そうになるくらい温かく感じる中毒的怪作名盤。 奏でる側が狂ってるのか聴く側が狂ってるのか境界線が解らなくなるドロドロ。 気付いたときには既に一緒に沼落ち確定。
HMV イオンモール直方 澤田真由美

この作品は2020年という混沌の年において、音楽シーンの希望と革命。 直視することが憚られるほどの熱量は、老若男女に刺さるものではないかもしれないが、この作品のメッセージは現代を生きる全ての人に向けられている。僕はこの作品に出会えて良かった。
HMV&BOOKS SHIBUYA  藤原映佑

GEZANのプロフィールです。(公式サイトより抜粋)

2009年大阪にて結成のオルタナティブロックバンド。
2012年、拠点を東京に移し全国各地で独自の視点をもとに活動を行う。FUJI ROCK FESTIVAL ’19のWHITE STAGEやSXSWなど大型フェスに出場しながら、価値を再考する野外フェスの全感覚祭や、国内外の多彩な才能をおくりだすレーベル・十三月を主催。
2020年1月29日に5枚目となるフルアルバム「狂 -KLUE-」をリリースする。

「東京」受賞アルバム『狂(KLUE)』に収録

ボーカル、ギターのマヒトゥ・ザ・ピーポーは、『アダンの風』で第13回CDショップ大賞2021で入賞した青葉市子と、ユニット・NUUAMMを結成しています。

現在、お近くのCDショップでは、GEZANの作品を取り扱っています。ぜひ、お手にとってパッケージ商品の魅力を体感して頂ければ嬉しいです。

アルバムの詳細などについては、GEZANのHPからご確認ください。


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