ジャニーズ作品を語る「音楽 -2nd Movement-」/NEWS

みなさんこんにちは😃
ドラゴンです🐲
本日のテーマはNEWS「音楽 -2nd Movement-」。
NEWS初のEPについて書いていきたいと思います。最後までお付き合いください!

ビギナーさんへ

正直、この作品単体ではビギナーさんにおすすめはできません。「-2nd Movement-」とあるように、この作品は前作「音楽」と直接繋がっています。「繋がっているんだ!」という感動をより強く実感するためには、先に「音楽」を聴くことが必須です。
今回はジャニーズの作品で初めて、3形態コンプリートで購入をしました。すべての盤について感想を書くので、「音楽」の記事と合わせて購入を検討する際の材料のひとつにして頂ければと思います。

感想

楽曲について

本作は3形態あって、すべてで収録曲の一部が異なります。今回は共通収録曲に的を絞って感想を書きます。

共通収録曲には、Interludeを除く全楽曲にタイアップがついています。タイアップ先もアニメから有馬記念、キャンプ関連のものまで幅広いです。
前作「音楽」のラストは、ブレス(息継ぎ)で終わっています。そして今回の作品の実質1曲目「A Real Man」は息継ぎから始まるんです。
前作発売時から「2nd Movement」を意識していたのでしょうか?
さらに、ボーナストラック含む全楽曲が「息継ぎの先、アフターブレス」をテーマに制作されていることが明言されています。私が驚いたのはここです。
リード曲の「A Real Man」にしろ、「Tick-Tock」にしろ、大分前から曲があったんです。この作品が発売されたのは今年ですが、「Tick-Tock」は昨年の音楽番組でもパフォーマンスされていました。
どの楽曲も、シングルとしてメインで出してもいいほどにキャッチーでした。しかしそれでも、あえて出さなかった。すべてこの「第二楽章」に繋げるためだったんです。
もし私なら、いい曲ができたら一刻も早く世に出したいと思ってしまうでしょう。
それを「20周年だから新しいことにもチャレンジしたい」という意識のもとに、半年以上に渡って温存しておいた。ライブでもパフォーマンスされていないということは、彼らにとってのベストタイミングがいずれやってくるのでしょう。次のライブに向けてとても期待を煽ってくれる作品でした。

初回限定盤A特典映像

初回限定盤Aの特典映像は、リード曲2曲のMVとメイキングです。

「A Real Man」の方は、ダンサーやマーチングバンドのメンバーを従えた壮大な映像になっています。
個人的には、メイキングで撮影の風景と実際にMVで使用されている映像を2画面で出す演出がとても好きでした。
私は常々、メイキングを見てからMVを見たいと思っています。メンバーはどういったポイントに意識を向けていたのか、楽曲や映像に対してどんなアプローチを心がけたかということを分かった上で完成した作品を見たい。そんな私にとって今回の演出はとても嬉しいものでした。

また「おまけ」として、中山競馬場で撮影されたスペシャルムービーのメイキングも収録されています。
高い所での撮影ということで、高所恐怖症の小山くんが心配でした。しかし最初は平気そうにしているんです。「俺意外と大丈夫かも!」なんて言っていたので、少し見ない間に高所を克服したのかなと思ったくらいです。
でも撮影が終わるとやっぱりビビりまくっていたことを隠しきれない小山くん。不謹慎かもしれませんが、「ああ、いつもの慶ちゃんだ笑」と少し安心してしまいました。

「Tick-Tock」のMVは、NEWSメンバーとバンド、セットも2種類と究極のシンプルな構成。
私はもちろんメンバーを見るのも好きですが、メンバーの後ろや横で演奏して下さっているバンドの皆さんを見るのも好きなんです。例えば同じギターを同じコードで演奏するとしても、個人個人の癖があって全く同じように演奏されることはまずないからです。
こういうところにばかり目がいってしまうのは、高校時代自分自身もギターを弾いていた経験があるからかもしれません。私は卒業を機に、資金面や発表場所がないなどの理由でギターを辞めてしまいました。しかし未だに、音楽や楽器に対する情熱はあるつもりです。
NEWSはあまりバンドサウンドを押し出した楽曲をメインに据える印象がないので、今回はとても嬉しかったです。

メイキングでは、増田くんから心に響く発言がありました。
俺は敷かれたレールの上を歩く。だけど、レールの上を歩くのか走るのか、いつ止まるのかとかそういう進むペースは自分で決めたい
一言一句覚えているわけではないのでニュアンスですが、このようなことを言っていました。他のメンバーには「何だそれ!」と笑われていたけれど、私にはすごく刺さりました。

私は身体障がい者です。例えば一般企業に就職したいという意思があっても、「障がい者を雇えるような余裕はない」と言われてしまうことがほとんど。なのである程度、敷かれたレールの上を歩くことは仕方ないと諦めていました。
ですがそれをネガティブに捉えず、「レールの上を歩くだけでいい。進み方は自由だ」とポジティブ思考に切り替えられる。私も色んなことをネガティブに考え過ぎず、前向きに変換できるような人間になりたいと思いました。

初回限定盤B特典映像

初回限定盤Bの特典映像は、「-The Final Day-「weeeek to Coda」from "LIVE TOUR 2022 音楽" 11.27 at Miyagi」です。
タイトルの通り、本作発売の数ヶ月前に終わったばかりのツアーから、2曲収録されています。

私はこの作品で、初めて3人体制のライブパフォーマンスを見ることができました。たった2曲ではありますが、Blu-rayの発売が楽しみになる映像でした。
正直にいうと私は、脱退した手越くんのファンでした。手越くんがいないNEWSを推し続けるか、それとも手越くん在籍時の作品をコンプリートすることに集中するべきか、とても迷いました。
しかしこの2曲のパフォーマンスを見て、今回の音楽ツアーのBlu-ray購入を決意しました!
NEWSのライブの強みは「ストーリー性」と「会場の一体感」だと思います。今回見られたのは「会場の一体感」の部分。途中、やっぱり手越くんの存在がチラつくことはあります。戻ってきてほしくないと言ったら、それは嘘です。でも、「3人でもNEWSはちゃんとNEWSだった」。「weeeek」を聴けた時は感動で涙が出そうでした。ファンの方が全員、「NEWSにエネルギーを!」という気持ちで飛び跳ね、声を出しているのが感じられた。何よりNEWSメンバーが楽しむ姿を見られたことが嬉しかったです。
NEWSメンバー(脱退した元メンバーも含めて)が全員持っている「音楽のパワーを伝えたい」というスピリットは、メンバーが減ろうと、ライブの期間が空こうと、変わらないんだなと感じられました。

現段階ではこのくらいにしておきます。ライブ全体の感想については、5月17日にDVD/Blu-ray Discが発売されるので、その後に。でもこれだけは伝えたい!
NEWSのことがちょっとでも気になる皆さん! 「NEWS LIVE TOUR 2022 音楽」、まだ私も見てませんが、おすすめですよ!

シリアルコード特典映像

初回限定盤いずれか1種と通常盤に付いているシリアルコードを専用サイトに入力することで見られる映像があります。これについてはまだ視聴可能期間が終わっていないので、この先200円で販売することと致します。ガッツリネタバレを含みます。この先はぜひとも、映像を見た後に読んでほしいと思います。

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