【2023年最後の更新】今年を振り返る プライベート6大事件編

 あっという間に大晦日になりました。月並みなことを言いますが、年々時が経つのが早くなっている気がします。
 さて今年は、プライベートでもたくさんの出来事がありました。いいことも、悪いことも。
 今年最後の更新はプライベートでの様々な出来事を思い出しつつ、noteだけではなく私のすべてのSNSのフォロワーさんに感謝を伝える記事にしたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください!


6大事件① Nさんが家に来てくれた

 これが一番の大事件でした! 初めて彼女が来てくれたのは3月のことです。
 以前も記事で書きましたが、もともとNさんは私が通っていた施設のスタッフでした。2人とも施設を去った後にXで繋がったものの、まさか本当に家に来てくれるまでの関係にまでなれるとは思っていませんでした。
 初めて家に誘った時の私はめちゃくちゃ緊張していました。そして何より、絶対に断られるだろうと思っていました。なので「ダメ元で訊くんだけどさ」と振られた時の保険をかけていました(笑)。
 彼女の返事は「まじ? 行っていいの?」というものでした。自分から誘っておきながらこの返事は予想外中の予想外で、母親とあたふたしまくったのを今でも覚えています。
 それがきっかけで定期的にカラオケにも行くようになり、来年には年賀状までくれるそうです。私は障がいの都合上小さい紙に字を書くのが難しく、お返しはできないと伝えました。彼女はそれでも送りたいと言ってくれました。私の人生のピークは、今年から来年にかけてかもしれません。

 この場を借りてNさん、本当にありがとう。
 こうやって記事に書くことも許してくれて、何回も会いに来てくれてすごく嬉しかった。あなたのおかげで今年は「楽しく生きてるぞ!」っていう実感がたくさんできた年でした。
 実は、あなた以外で顔を合わせて話すのは訓練か訪問診療の先生くらいなんだ。
 だからあなたと話すのは「他人と緊張せずに話すための、コミュニケーションのリハビリ」っていう側面もある。もちろん、めっちゃ楽しいから何度でも会いたいと思うし、毎度毎度最初だけとはいえ緊張してしまうのは本当に申し訳ないと思ってます。
 だから来年もいっぱい会いましょう! 実現できるであろう新年会カラオケに向けて、レパートリー増やすべく練習中です! あなたと緊張せずに話せるようになるまで、よろしくお願いします!

② 結局無職での年越し

 これが今年メンタル的に一番キツかったことです。
 何度も書いてますが、決してだらけて生きていたいわけではないんです。社会との関わりを持ちたいと、ずっと望んでいます。
「社会との関わり」という意味ではnoteを始められたことは大きいと思います。でもやっぱり直接の関わりがあるわけではないので、顔を合わせてのコミュニケーションは未だに苦手です(特に女性相手)。
 今年はいい施設と縁がなかっただけだと信じて、来年こそはどこかに入れればと思っています。その時にはコミュニケーション苦手も克服したい!

③ LINEを始めた

 ずっと、SNSはnoteとXしかやっていませんでした。過去のiPadでLINEアカウントの引継ぎに失敗したトラウマがあったからです。
 でもいざ始めてみると、XのフォロワーさんもたくさんLINE交換してくれました。一度LINEに戻ったら、もうLINEがない頃には戻れません。
 ただ、LINEはメッセージの件数、XのDMはメッセージをくれた人の人数がアイコンに表示されるので、最初はその微妙な違いに戸惑ってしまいました。
 でも、今は両方使いこなしているつもりです。来年も親友たちとたくさん話したい!

④ 身体の動きがよくなった

 昨年から続けている訓練の成果が徐々に表に出てきたようで、今年は1人でお手洗いに行けるようになったり、短い時間ではありますがどこにも捕まらず1人で立てるようになったりしました。私の介助をしてくれているのは主に母なのですが、母の負担も少しは減らせたのではないかと思っています。
 また、介助なしでお手洗いに行けるようになったからこそ、Nさんと2人でカラオケに行くこともできました。来年も同じように、Nさんとカラオケに行ける機会が度々でも作れればいいなと思っています。Nさん、どうかな?

⑤ 記事を購入してもらえた

 これも重大な出来事でした。「noteでお金を稼ぎたい」という夢はずっとあったものの、どこか漠然としていました。それに、文章だけでお金を稼ぐというのがどれだけ難しいかというのは分かっているつもりです。
 それでも諦めずに有料で記事を書き続けたところ、購入してくださった方がいました。しかもその方は私を応援していると言ってくれた。かといって過剰に褒め称えるわけではなく、むしろ厳しいお言葉をたくさんいただきました。お名前を出すことは控えますが、その方のおかげでドラゴンというアカウントはここまで大きくなれたのだと思います。

⑥ 好きな人ができた

 私はこれまでずっと、色んな意味でNさんに頼り切っていたと思います。でも、Nさんには彼氏さんがいます。彼氏さんの方も私の存在に理解を示してくれているとはいえ、やはり若干の罪悪感はありました。
 ですが私はもともと「男女の友情は成立する」と信じている人間です。そして今年、Nさんではない女性のことを好きになりました。Xで知り合った年下の方です。仮にYさんとしておきましょう。Yさんは私が障がい者だと知った上で、それでも私のことを好きだと言ってくれています。
 このことはもうNさんにも話してあるし、Yさんの方にもNさんという親友の存在を話してあります。
 Nさんからは「本気で恋人になりたいなら、私との関係はキッパリ切った方がいい」と言われました。私も確かにその通りだと思いました。だから、Yさんにもそのやり取りをそのまま伝えて、一度はNさんとの関係を断ち切ろうとしたんです。
 でもYさんは、「Nさんとの関係はそのままにしておいてほしい」と言ってくれました。もしかしたらYさんの方も、私のことを思って辛い決断をしてくれたのかもしれません。この決断をしてくれたことに感謝しているし、この件がきっかけで彼女のことをより深く好きになりました。
 Nさんは人生最大の親友として、Yさんは恋の相手として、これからも絆を大切にしていきます。
 Yさんとはかなりの遠距離で、実際に会えるのはまだ先になりそうです。直接会えた時、私から告白するつもりです。読者のみなさんには、24歳障がい者男子の恋愛模様も温かく見守っていただければと思います。

最後に

 1年間、たくさんの記事を読んでいただきありがとうございました。読んでくれる方がいなければ、ドラゴンというクリエイターは成り立ちません。私が「ドラゴン」でいられるのは読者のみなさんのおかげです。
 来年は、身体障がい者の平均寿命である25歳を迎えます。少し不謹慎ではありますが、いつ寿命が来ても後悔がないような活動をしていきたいと考えています。
 そのためには、読者のみなさんの力が必要です。どうかドラゴンを見捨てず、来年も最初から最後まで一緒に駆け抜けてください。よろしくお願いします。
 長い記事を読んでいただきありがとうございました。読者のみなさん、良いお年をお迎えください。
 では、また明日お会いしましょう!

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