ジャニーズ作品を語る 「音楽」/NEWS

みなさんこんにちは😃
ドラゴンです🐲
今回は「NEWS20周年企画」としてアルバム「音楽」を特集したいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください!

ビギナーさんへ

3人体制になってからNEWSを好きになった方、まずこのアルバムを聴いて下さい
NEWSは体制が変わる度、1年以上の長い時間をかけてアルバムを制作してきました。
以前初発の感想でも書きましたが、これは実質、新生NEWSのデビュー作品と言っても過言ではありません。
まずはソロ曲が入っている通常盤から入って、ゆくゆくは初回限定盤もゲットしてほしいと思います。と言っている私も初回盤は持ってないんですが、通常盤を聴いたらほしくなりました。
それでは、感想に参ります。

感想

3人それぞれの個性

このアルバムのタイトルは「音楽」です。このタイトルには、「メンバー3人の個性を融合して一枚のアルバムを作る」という意味が込められているように感じますー
4人体制時、「4人で奏でる」をテーマにした「QUARTETTO」というアルバムがありました。「QUARTETTO」は、「4人で一曲ずつを作り上げたものの集合体」という印象ですが、「音楽」は、「3人で1つのアルバムを作り上げた」という印象です。実際、この3人でなければこのアルバムは完成しなかったんじゃないかとすら思います。
それではここから、私の思うメンバー個人の「音楽」という作品における感動ポイントを書いていきます。

小山くん 縁の下の力持ち

小山くんは元々、NEWSの中では低めの音域でした。なので昔はあまり聴き取れなかったのですが、メンバーが減ったことで個人の果たす役割が大きくなりました。
結果小山くんの低音ボーカルが以前より格段にクローズアップされ、聴こえやすくなっています。
小山くんは頑張って他2人と同じような高音を出すよりも、低音を磨き、自分の得意分野でスポットを浴びられるタイミングがきっと来ると思っていました。今回のアルバムでやっと期待が叶ったんです。ずっと応援してきた事実が報われた気がしました。

また、初回限定盤Bの特典映像では、キャスター経験のある小山くんが聞き手となって他のメンバーにインタビューを敢行。これも「それぞれの個性を活かしてひとつの作品を作る」ということですね。私もいつか絶対ゲットしたいです!

増田くん 楽曲のプロデュース

増田くんは今回も、楽曲のプロデュースに関わっています。
以前から度々楽曲プロデュースを行ってきた増田くん。今回のアルバムの中で一番印象が強いのは「走れメロスのように」という曲です。この曲は武田鉄矢さんが作詞を手がけていますが、なんとそれを依頼したのが増田くん。「NEWS世代の若者に歌ってほしいメッセージがある」。武田さんが以前からそう言っていたのを思い出したそうです。
作編曲については武田さんから「自分たちの仲間で作りなさい。そうすればNEWSの色にもっと近づくはず」という言葉があり、ヒロイズムさんに依頼したそうです。

覚えている方はいらっしゃるでしょうか? 私は以前ヒロイズムさんについて「もう1人のNEWSメンバーと言っても過言ではない」というような紹介をしました。
なので私はこのエピソードを知った時、とても誇らしい気分になりました。NEWSメンバーがヒロイズムさんのことを「自分たちの仲間」と認識していると分かったからです。
NEWSが私と同じ思いでいてくれて、しかもそれを目に見える形で表してくれるというのは、感慨深いものがあります。とても嬉しく、誇らしかったです。

加藤くん 短編小説の執筆

このアルバムに収録されているInterlude(歌ではなく朗読のトラック)のすべての文章を作ったのは、加藤くんです。雑誌連載や新作小説の執筆の合間に、「作家としての加藤シゲアキ」が、NEWSの作品に新作の短編小説を寄せました。

加藤くんは常々言っていました。「NEWSというグループで活動する上で、自分はどのようにグループの役に立てるか? 『NEWSの加藤シゲアキ』としてのアイデンティティをどこに見出せるか?」
彼が書いた短編集「傘を持たない蟻たちは」を原作にした連続ドラマが放送され、NEWSはその主題歌を担当する、ということがありました。これも「グループへの貢献」には違いありません。
しかし今回は、加藤くんの小説が「音楽」という作品そのものの根幹になっているのです
勝手にではありますが、彼が目指していた「グループの役に立つ」とはこういうことを意味していたのではないかと思っています。

アルバム全体について

各楽曲やInterludeについてはディープ編で詳しく書きたいと思いますが、今回は私が特に気に入ったポイントを挙げたいと思います。
それはやはり、加藤くん作のInterludeです。

アルバム全体の世界観を考えた時、優しく寄り添う曲や応援ソングが多いんです。ですが既発シングル「BURN」と「ReBorn」については、ハードなロック調の楽曲。今まで「音楽の優しさ」をテーマに展開しているのに、この激しい曲たちをどのように配置するのか? とても気になっていました。ネタバレになってしまうので具体的な内容は割愛しますが、Interludeがあることによって曲と曲がスムーズに繋がっているのは間違いありません。

もうひとつ驚いたのはシングル曲。今作ではNEWSのオリジナルアルバムでは最多の8曲のシングルが収録されています。発売されたのも早いものでは2020年末、一番新しいものだと2022年と、アルバム発売までに1年半くらいの時間があるんです。
そして「ビューティフル」という曲は、まだ手越くん在籍時に発表された曲でした。
それなのに、という表現が正しいか分かりませんが、アルバムの世界観にシングル曲もマッチしている。むしろシングル曲がこの配置でなければ「音楽」というアルバムは成立していなかったのかもという思いさえあります。
私は、アイドル雑誌や音楽雑誌というものを買ったことがありません。ですが「音楽」を聴いて、雑誌に載っているようなアルバムについてのインタビューも読んでみたいと強く思いました。雑誌というのは入れ替わりの激しいものなので、もう遅いですが笑
次回アルバムが発売される際には、そういった雑誌もいくつかでもいいからチェックしてみようという風に意識を変えてくれた作品でした。

まとめ

今回の記事、いかがでしたでしょうか?
近いうちにディープ編も上げるので、お楽しみに!

そしてここで「ジャニーズ作品を語る」マイナーチェンジのご報告です。
今回の記事から、次回予告と回数表記を廃止します。
理由は、記事をストックして、自分なりのいいタイミングで出したいから。
予告してしまうと、次回は絶対にその記事を上げなければいけません。そうではなく、いつその記事を書きたい、これなら書けると思ったかという自分の感情を大事にしようと思います。ご理解頂けたら嬉しいです。

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以上、ドラゴンでした🐉
また次回の記事でお会いしましょう!

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