ジャニーズ作品を語る 未完成/関ジャニ∞

 みなさんこんにちは😃
 ドラゴンです🐲
 本日のテーマは関ジャニ∞のシングル「未完成」です。初回限定「春」盤と、初回限定「キャンジャニ∞」盤を取り上げます。ぜひ最後までお付き合いください!


表題曲 未完成

 横山裕くん主演ドラマ「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」主題歌。青春パンクソングと銘打たれています。私はそこまで音楽ジャンルには詳しくないので、パンクの代表的なアーティストを調べてみました。すると、ブルーハーツやクロマニヨンズの名前が。確かに、彼らの音楽性に近い楽曲だという印象だったので納得でした。
 前回「コタローは1人暮らし」の主題歌としてリリースした「ひとりにしないよ」は、主人公のコタローを見守る大人たちの視点から歌詞が描かれていました。ですが今回、コタローも少しだけ大人になった。幼稚園児から小学生になって、前作の時よりも少しだけ頼もしくなりました。もちろん、横山くん演じる狩野との絆も前作より深まっています。
 だからこそ今回の歌詞が生まれたんだと思います。「あの少年も誰かを助けるヒーローさ」。あの少年とは、コタローのこと。だとすれば少年に助けられている誰かとは、コタローを見守ってきた大人たちではないでしょうか?
君が1人じゃないように僕も1人じゃないから」というフレーズも、彼らが前作の関係性のままだったら相応しくないものだったかもしれません。コタローが狩野を信頼するのはもちろん、狩野もコタローを信じている。そんな風に互いを相棒として認め合えたということを、うまく表現した歌詞だと思います。

共通カップリング ないわぁ〜フォーリンラブ

 こちらは、キャンジャニ∞の楽曲。なんとキャンジャニ∞が新曲を発表するのはおよそ8年ぶりでした。
 この曲は作詞を秋元康さんが手がけています。秋元さんといえばAKB48だ! ということで、私の青春時代に流行ったAKB楽曲をいくつか聴いてみました。
 そのあとでこの曲を聴いてみると、キャンジャニ∞がAKBグループの仲間に入ったかのような不思議な感じがしました。
 歌詞の内容は、「友だちだと思っていた男の子が他の女の子とイチャイチャしていたという噂を耳にしてしまって胸がザワザワする」というなんとも甘酸っぱいものです。AKBグループの曲では男性目線の歌詞を書くことが多い秋元さんですが、今回は女性目線。そして、以前よりも格段に女性らしい歌い方がうまくなっているメンバーたち。いわゆるネタ曲になるかと思いきや、ちゃんと可愛くてちゃんとカッコいい曲になっていていい意味で期待を裏切ってくれました。
 ちなみに私のキャンジャニ∞の推しは安子ちゃんと丸子ちゃんです!

春盤のみカップリング ハライッパイ

関ジャム 完全燃SHOW」でセッションしたことがあり、メンバーのjunkoさんがeighterを公言しているバンド、打首獄門同好会からの提供曲。タイトルはハライッパイですが、めちゃくちゃお腹が減っている時に何が食べたいかをサビでずっと言い続けるという、とても関ジャニ∞らしい曲になっています。
 私が個人的に大好きなのは、サビの食べたいものをひとりずつ歌うところ。大倉忠義くんが「カレーライス食べたい」と歌います。実は大倉くん、9年ほど前にリリースされた「三十路少年」という楽曲でも「好きな食べ物 カレーライス」と歌っているんです。9年経っても、好きな食べ物って結構変わらないものなのかもしれません。ちなみに私も、小さい頃好きだったものは全部今でも大好きです。

 あとこの曲、おそらくライブでバンド演奏する想定で作られているんだと思います。が、おそらく死ぬほど大変でしょう。演奏以前にキーが高いし、もちろん演奏もめちゃくちゃ激しいです。この曲がバンドパフォーマンスで見られたら、私はたぶん号泣します。それくらい難しい曲です。

キャンジャニ∞盤カップリング じゃあね

 この曲は伝説の女性アイドルグループおニャン子クラブのカバー曲です。
 私の中でのおニャン子クラブのイメージは「セーラー服を脱がさないで」だったので、「これをキャンジャニが歌って事故にならないだろうか?」という不安が少しだけありました。
 結論から言うと、それは私の考えすぎでした。まず、「じゃあね」は恋愛の曲というよりも、青春ソングでした。春になって環境が変わり、友だちと別れて新しい自分にならなきゃいけない。でも思い出はちゃんと胸にあるから大丈夫。そんな前向きな歌です。
 ワイワイしているテンション高い人たち、というイメージが強めの彼ら(彼女たち?)ですが、メンバー全員歌声にはどこか儚さがあります。だからこういう曲が似合うんです。曲を選んだのがキャンジャニサイドなのか秋元さんなのか分かりませんが、選んでくれた人に拍手を送りたい。それくらいピッタリな組み合わせでした。

 この他に初回限定盤には、ラジオ番組風のトラックが収録されています。春盤は関ジャニ∞、キャンジャニ∞盤はキャンジャニ∞によるプログラムです。
 私のお気に入りは関ジャニ∞のラジオ。アイドルとしてというよりも、20年以上一緒にいる地元の仲間が久しぶりに集まってトークしているような温かさを感じました。「今、俺金欠やねん」とか「金欠なのにうなぎ食ったんかい!」みたいなおよそアイドルらしくない会話を自然にできてしまうところも関ジャニ∞の魅力だと私は思います。
 さらに、番組タイトルが「春夏冬中ラジオ」。読み方は「あきないラジオ」です。このタイトル、私には単なるシャレとは思えません。秋以外は何かしらのCDリリースがあるということなんじゃないでしょうか? そして秋は、ライブやその準備に費やすということではないでしょうか? 期待大ですね!

特典Blu-ray

 初回限定盤にはそれぞれ、内容の異なるDVDもしくはBlu-ray Discが付属します。私がゲットしたのはBlu-ray盤です。

春盤特典 「未完成」MV、メイキング、ソロアングル

 表題曲「未完成」のMVは、バンド演奏のシーンとカラオケでメンバー全員が盛り上がっているシーンで構成されています。
 MVで印象的なのは、やはりバンド演奏のシーン。ソロアングルはバンドシーンだけで構成され、それぞれの担当楽器と真剣に向き合うメンバーの姿が見られます。
 今回、安田章大くんと横山くんがギターを担当しています。ソロアングルを見るとよく分かりますが、安田くんは正面を向いているのが多いのに対し、横山くんは手元を確認することが多いんです。バンドを生業とする方たちは平然と手元を見ずに演奏していますが、実はあれは至難の業です。私もギター経験者なので分かります。
 5人になってからギターを始めた横山くんは、私なんかでは想像もつかないようなスピードで上達していっています。ですが、横山くんはやはり天才ではなく努力の人でした。着実に一歩ずつ、前に進んでいるのです。決して、一段飛ばしで階段を上がっているわけじゃない。このMVを見て、自分ももう一度ギターを練習してみようかな、と思いました。

 メイキングでは、カラオケのシーンが印象的です。関ジャニ∞に「えげつない」という曲があるんですが、その曲を丸山隆平くんがフルで1人で歌うという離れ技をやってのけていました。ちなみに「えげつない」は、メンバーがラップバトルをする曲です。村上信五くんの司会進行部分まで1人で歌いきったのだとしたら、彼は本当にすごいです。
 丸山くんはジャニーズの中でも特にハイテンションで、ギャグを連発するキャラです。そんな彼と「盛り上がってナンボ」のカラオケの相性が悪いわけがない。終始丸山くんがボケ倒していたなぁという印象です。

関ジャニ∞のお昼ご飯

 MV撮影終了後、メンバー全員で昼食を取る映像です。基本的にはただただ関ジャニ∞が食事をするだけの映像ですが、その中にも個性が出ます。
 中でも横山くんは、食べ物に一切手をつけません。関ジャニの企画ではしばしば食事を伴うものがありますが、横山くんが何か食べているのを私は見たことがありません。少し心配になります。
 あと、途中で会話の内容がほぼピー音になるんですが、どんなことを話していたのかすごく気になります。

キャンジャニ∞盤特典映像 「ないわぁ〜フォーリンラブ」MV、メイキング、ソロアングル、舞踏会

 キャンジャニ∞のMVは、学校を舞台にしたもの。好きな人に告白をするための練習をするストーリーと、体育館でのダンスシーンがミックスされています。
 体育館でのダンスシーンが単体で「キャンジャニ∞の舞踏会」としてラストに収録されています。
 この作品が面白いのは、演技シーンがあるのにMVでは一切台詞が使われていないこと。メイキングまで見ることで、それぞれのシーンでどんなやり取りがあったかを知ることができます。
 なのでMVだけを見ていると、普段より少し淡白な印象です。メイキングで「あのシーンでこんなやり取りが!」と思うところまでがこの作品の醍醐味です。

 ソロアングルでは、倉子のアイドル具合が大爆発しています。全員それぞれ自分なりのアイドルスマイルを見せていますが、他のメンバーはやはりダンスシーンでは真剣な表情になります。それももちろん素敵ですが、どんなに激しいダンスであっても絶対に笑顔を崩さない倉子のプロ根性に脱帽です。
 もしかしたらこんな見方をされるのは本意ではないかもしれませんが、私はキャンジャニメンバー全員に拍手を送りたくなりました。

まとめ

 ここまでざっくり4000字。今回の記事、いかがでしたでしょうか?
 初回限定盤2種類を1本のの記事にまとめてみました。自分でも正直、ここまでの分量になることは予想していませんでした。なので少々驚いています。
 読みづらい等改善の要望がありましたら、ぜひコメント欄までお願いします。その場合には、盤1種類につき1記事にするなどの対策を取らせて頂きます。
 もちろん、好意的なコメントやサポートもお待ちしております! ぜひ応援よろしくお願いします!
 以上、ドラゴンでした🐉
 また次回お会いしましょう!



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