名曲935 「誘惑」【GLAY】

ーー目がやられるーー

【GLAY / 誘惑】

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 この曲は出だしのインパクトが圧倒的に強い。いきなりその世界観にぶっこまれていく感じがたまらない。つまりはサビが素晴らしいのだが、それを最初に出した構成に拍手である。

 前日のキューティーハニーから連想したのがいかにもバレバレ。まあ、そんな感じで頭がいろいろ整理されていくのであるが、いまだ脳内に眠っている名曲も掘り起こせるといいなあと。もう自力じゃなかなか出なくなってきたのだ。それでもまだ歩みは止めない。

 GLAYの全盛期は多くの人を魅了しただろう。特にこの曲が出た1998年、90年代は非常に熱が高まっていたころで、私より上の世代ですごくファンが多い。グレイかラルクかなんて論争もあったというが、私はGLAY派である。ずいぶん前に主張したけれど、まだ変わっていない。

 それにしてもMVはいつも目がやられる。これだけが苦手要素だ。チカチカするだけでなくライトもびっしり当たってて、暗い中で見るともうポリゴンショックである。

 サビが素晴らしいのはもちろんだが、1曲を通して雰囲気がよい。すべてがスタイリッシュ。抑揚もうまい。そう、谷があってこそのサビなわけで、全部がかっこいいのはもちろんなのだが、控えめな演出がなくてはならない。

 今回は文章の構成を変に変えてみた。キスから始まる夜は熱く。そう、サビを先頭に持ってきたり、締めを途中で書いてみたり。……別に面白くなかった。曲と文章では全然違うのである。


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